玉転がし・スロープトイおすすめ9選!繰り返し遊べる人気おもちゃ
スロープトイとは?
スロープトイとは、玉や車などのアイテムがスロープを転がっていく様子を目で追視するおもちゃ。とてもシンプルなおもちゃですが、子供はそういった単純な遊びが大好きです。
児童館や子供の遊び場で必ずと言っていいほど置いてあるおもちゃなので、子供が集中して遊んでいる姿を見たことがあるのではないでしょうか。
スロープトイは、ただ転がすだけのように見えて、実は子供の遊び心を刺激する要素が詰まっているので、子供が飽きずに夢中になって遊んでくれる人気のおもちゃです。
目で楽しい
スロープトイのスロープは、子供が目で追いやすいような速度で転がるようにできています。ただのスロープだけでなく、段差があったり、クルクルまわったりする構造のものも多く、転がる速度に変化が出るので、見ていて飽きません。
また、鮮やかな色のスロープトイは、子供の目を楽しませ遊び心を刺激します。
耳に楽しい
スロープトイは、玉や車などのアイテムを転がすと、カラコロとリズミカルな音が鳴ります。その弾けるような音色を聞いていると、子供だけでなく思わず大人もワクワクしてしまいます。
シロフォンや鈴などの仕掛けがしてあるものもあり、リズムや音感も楽しめます。
電池を入れて流れる機械的な音や声でなく、ぬくもりを感じられる音色は、赤ちゃんの耳にもやさしく響きます。
知育玩具としても優秀!
子供が遊ぶおもちゃには、知育としての役割もあるとうれしいですよね。実は、スロープトイは知育玩具としても優秀なんです。
指先を使う
子供は穴にモノを入れるのが好きですよね。スロープトイの転がすアイテムを穴に入れたり、スロープのスタート地点に置く動作が、指先を器用に使う練習になります。指先は第2の脳と呼ばれていて、たくさん動かすことで発達を促します。
好奇心を養う
スロープトイのしかけにある、穴やトンネルに入れた玉や車のアイテムが、いつ・どこから出てくるのか?という期待感が子供の好奇心を刺激します。
また、スロープを転がるスピードの変化や、続けてアイテムを転がすことで飽きずに遊ぶことができます。
集中力がつく
子供は気に入った遊びを何度も繰り返します。スロープトイで繰り返し遊ぶことによって、落ち着きを養い集中力を育てることも。スロープトイの様々な仕掛けによって、想像力を伸ばすことが期待できます。
スロープトイを通して、子供の可能性を少しでも広げられたらうれしいですね。
スロープトイは何歳から遊べる?
スロープトイは動きを楽しむおもちゃなので、単純に目で追って遊ぶだけなら、まだ物がつかめない頃の赤ちゃんでも楽しめます。
大人がアイテムを転がしてあげれば、おもちゃに興味をもつ生後4ヶ月頃から追視して遊ぶことができます。
自分でアイテムを自由に転がしたり、集中して遊べるのは、おすわりができるようになってからでしょう。生後7~8ヶ月頃になるとだんだんと腰もしっかりしてきて、手を離して安定したおすわりができるようになる赤ちゃんが多いです。
スロープトイの選び方のポイントは?
人気のあるスロープトイ。たくさんの種類があり迷ってしまいますね。ここでは選び方のポイントを見てみましょう。
安全性が高いおもちゃ
おもちゃは第一に安全でなければなりませんね。
スロープトイを選ぶポイントとして、子供が怪我をしないよう、全体を見て尖っている部分はないか、木が滑らかでトゲなどが出ていないかチェックしてみましょう。
安全性を求める基準として、「STマーク」や「CEマーク」がついているかを確認するのもいいですね。
STマークとは?
日本玩具協会が「玩具安全基準(ST基準)」を制定し、ST基準適合検査に合格したものに付けられるのが、玩具安全マーク(STマーク)です(※1)。
適合検査では、おもちゃの形状や強度、可燃性、有害な物質が使われていないかの化学的安全性などを調べ、検査に合格したおもちゃに「注意深く作られた安全に使用できるおもちゃ」としてSTマークを表示することができます。
ただし、日本玩具協会に所属しているメーカーしかマークをつけることができません。
CEマークとは?
CEマークは、日本の基準ではなくヨーロッパの安全基準です。ヨーロッパ連合加盟国へ輸出する際に、安全基準を満たしていること証明するマークです。
おもちゃだけでなく電子器具や通信器具などにもつけられています。
上記のマークが安心材料の全てではありませんが、基準のひとつとして選ぶのもいいですね。
また、スロープトイを床に直接置く場合は、スロープトイの裏側に滑り止めが付いているもを選ぶといいでしょう。立って遊ぶ場合やテーブルに置いたときにスロープトイが動きにくくなるのでより安心です。
年齢で選ぶ
子供は月齢によって遊び方や好みが変わってきます。選ぶときは製品の対象年齢なども確認しておきましょうね。
◇赤ちゃんの場合
月齢が低いまだ小さな赤ちゃんの場合は、なるべくシンプルなスロープトイがおすすめ。パーツが大きく、色がカラフルなものが見ていて楽しめますよ。
誤飲に繋がないよう、転がすアイテムが大きい玉やコマ、車などを選ぶといいでしょう。
また、赤ちゃんが玉や車をなめても安心な材料や塗料を使用したものを選びましょう。
◇1~2歳頃の場合
好きなものに個性が出てくるので、お気に入りの動物が描かれていたり、キャラクターがついたスロープトイもいいですね。転がすときに木の音色がダイナミックに響くものや、シロフォンが付いているものもおすすめです。子供の脳に良い刺激を与えてくれますよ。
スロープトイを転がすアイテムは、大きめのほうが小さな手でもつかみやすので◎
最初は器用に遊べなくても、だんだん上手くなっていく様子が見られ、成長を感じることができますよ。
◇3歳頃の場合
幼稚園に入園するこの頃になると、好奇心が旺盛になり、様々なことに興味を持ちはじめます。
そうなってくると、組み合わせ方が何パターンかあったり、色々なパーツを組み合わせて、自分のオリジナルのスロープができるものも楽しいですね。
ダイナミックなスロープトイや、動きに変化があるものが長期に渡って遊べるのでおすすめです。
木製がうれしい!おすすめのスロープトイ
1.Beck(ベック社) シロフォン付玉の塔

出典:www.amazon.co.jp
人気の木製スロープトイ「シロフォン付玉の塔」です。玉を穴に入れて転がすと、ゴールの階段がシロフォンになっていて、音階が下がる用になっています。そのキレイな音色はくりかえし聞いていても飽きません。
騒がしくない優しい音は、立て続けに玉を転がしても楽しく遊べます。お値段は張りますが、キレイな音色に大人も癒やされますよ。
玉はなめても大丈夫な塗料ですが、小さいので誤飲に注意しながら、楽しく遊ぶ姿を見守ってあげてください。
●安全基準:CEマーク
●サイズ:W42×D7.5cm×H28cm、玉/直径1cm
●対象年齢:1歳半〜
●税込価格:楽天/15,070円、Amazon/12,260円
(2019年12月19日 19:00時点)
※表示価格は、時期やサイトによって変更される場合があります。詳細はリンク先のサイトにてご確認ください。
2.森の運動会

出典:www.amazon.co.jp
森をイメージしたスロープトイ。車というと男の子が遊ぶイメージが強いですが、こちらのスロープトイは、ゾウやウサギ、サルやキリンなどの動物が車に描かれていて、色が可愛いので、女の子も楽しめること間違いなし。
値段も木製のおもちゃとしてはお手頃なので、ご出産祝いなどのプレゼントにもおすすめです。
●安全基準:STマーク、CEマーク
●サイズ:W36.5×D12.5×H34cm
●対象年齢:1歳半〜
●税込価格:楽天/4,829円、Amazon/3,980円
(2019年12月19日 19:00時点)
※表示価格は、時期やサイトによって変更される場合があります。詳細はリンク先のサイトにてご確認ください。
3.エデュテLABY TREE スロープ

出典:www.amazon.co.jp
かわいいパステルカラーが特徴のスロープトイ。子供が好きなてんとう虫やちょうちょの柄が可愛らしく、仕掛けがたくさんありますよ。
黄色い煙突に玉を入れるとカラコロと転がり、スロープが壁の後ろにも付いていて、玉が穴から出たり入ったりする仕組み。ゴールにチリンとなる鈴がついていて、飽きずに遊ぶことができます。
絶対誤飲できないように、玉が大きいところもおすすめのポイント。メーカーも、初めての木のおもちゃとして推進しているので、月齢が小さいときでも安心ですね。赤ちゃんがなめてしまっても安全な塗料使用も◎。
●安全基準:CEマーク
●サイズ:W34×D26×H16cm
●対象年齢:1歳半〜
●税込価格:楽天/8,800円
(2019年12月19日 19:00時点)
※表示価格は、時期やサイトによって変更される場合があります。詳細はリンク先のサイトにてご確認ください。
4.goki(ゴキ) 木のおもちゃ ポケットゲームミニ玉転がし

出典:www.rakuten.co.jp
ドイツ老舗玩具メーカー「Gollnest&Kiesel」社のブランドのひとつgokiの、天然木を使用した玉転がしのおもちゃ。盤を傾けて穴に入れて遊ぶので、誤飲の心配もありません。持ち運びができるので、お出かけの際のおもちゃにも最適ですね。
少しの傾きで玉が動いてしまうので、集中力や、平衡感覚を養える知育玩具としてもおすすめです。星&ひつじ、風船&ピエロなどの温かみのあるタッチの絵が癒やされます。
●サイズ:W5.6xH5.6x2cm
●対象年齢:1歳〜
●税込価格:楽天/550円
(2019年12月19日 19:00時点)
※表示価格は、時期やサイトによって変更される場合があります。詳細はリンク先のサイトにてご確認ください。
5.wonderworld(ワンダーワールド) レインボーローラー

出典:www.amazon.co.jp
丸、三角、四角と形と色が違う3つのコマが楽しく回転するスロープトイ。コマが大きいので小さな赤ちゃんから楽しめます。スロープの色も全色違い、シンプルな作りながらもカラフルな色合いが目を惹きます。他にないフォルムで、プレゼントにも喜ばれそうですね。
●サイズ:W30×D9×H32cm
●対象年齢:1歳半〜
●税込価格:楽天/4,840円、Amazon/4,200円
(2019年12月19日 19:00時点)
※表示価格は、時期やサイトによって変更される場合があります。詳細はリンク先のサイトにてご確認ください。
6.マジックウッド (Magic Wood) カラコロツリー Lサイズ

出典:www.amazon.co.jp
スロープを転がっていタイプと違って、葉っぱのような形のトレイをボールがカラコロと転がっていきます。色の違いが音の違いになり、弾ける音が心地よく楽しげです。転がしたボールが散らばらないよう、土台に枠がついているのもうれしいポイントですね。
おしゃれな見た目と美しいな音色で、リビングに置いていても素敵なインテリアになります。対象年齢は3歳からですが、それ以下でも十分遊べますよ。誤飲しないようボールはママやパパが保管しておくといいですね。
●安全基準:CEマーク
●サイズ:25×25×72cm
●対象年齢:3歳
●税込価格:Amazon/9,680円
(2019年12月19日 19:00時点)
※表示価格は、時期やサイトによって変更される場合があります。詳細はリンク先のサイトにてご確認ください。
7.木製コロコロスラローム

出典:www.rakuten.co.jp
車がひっくり返りながらスロープを降りていくスロープトイ。その動きはなんともユニークで、子供を飽きさせません。コンパクトなので、場所を取らず収納しやすいのもポイント。木製のおもちゃとしてはリーズナブルで嬉しいですね。プレゼントにもおすすめです。
●サイズ:高さ25cm
●対象年齢:3歳〜
●税込価格:楽天/2,200円、Amazon/2,209円
(2019年12月19日 19:00時点)
※表示価格は、時期やサイトによって変更される場合があります。詳細はリンク先のサイトにてご確認ください。
3歳以上におすすめ!パーツを組合せて遊べるスロープトイ
8.KUMON TOY NEW くみくみスロープ

出典:www.amazon.co.jp
勉強にもなる公文の知育玩具「KUMON TOY」のスロープトイ。ボールが下まで転がるよう、自分で考えコースを作り上げます。
18種類のパーツがあるので、自由なコースを作ることができ、毎回コースを考えて作り上げる達成感を味わえます。子供の創造力や思考力を促すので、はじめての知育玩具としてもおすすめ。別売りで拡張パーツを追加して遊ぶこともできます。
●対象年齢:3歳〜
●セット内容:パーツ18種類57個、ボール12個、作例集
●サイズ:27×17×26cm(パッケージ)
●税込価格:4,620円
(2019年12月19日 19:00時点)
※表示価格は、時期やサイトによって変更される場合があります。詳細はリンク先のサイトにてご確認ください。
9.ボーネルンドオリジナル クアドリラ ベーシックセット

出典:www.amazon.co.jp
予測不可能の動きを生み出す8種類のブロックを試行錯誤しながら組み合わせ、自分だけのスロープトイを作れるセット。少ないパーツでシンプルに遊べます。
おしゃれなデザインなので、リビングに置いてもインテリアの邪魔にならないとこともおすすめのポイントです。対象年齢は4歳頃からですが、3歳でも大人が少し手助けすれば十分遊べるスロープトイです。
●安全基準:CEマーク
●対象年齢:4歳頃~
●セット内容:ブロック(7種類)11個、スパイラルレール1本、カーブレール3本、補足パーツ(5種類)25個、ビー玉(袋入り)50個
●サイズ:44×34×8cm(パッケージサイズ)
●税込価格:7,920円
(2019年12月19日 19:00時点)
※表示価格は、時期やサイトによって変更される場合があります。詳細はリンク先のサイトにてご確認ください。
スロープトイで子供の遊び心を養おう!
スロープトイは、転がして追視するだけでなく、コロコロと転がる心地よい音色も楽しめるおもちゃです。シンプルでも不思議な魅力に、大人もハマってしまいそうですね。
知育玩具としての効果も満載なので、長い期間遊ぶことができます。子供が集中して遊ぶ姿を、親は楽しみながら、成長とともに見守ってあげたいものです。
※1 参考文献:一般社団法人 日本玩具協会 STマークについて
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