バスタオルの洗濯方法とは?頻度は?イヤな臭いを防いで快適に!

最初はふわふわなバスタオルもだんだん使っていくうちに、ゴワゴワすると感じることってありますよね?そこで今回は、バスタオルの洗い方や、たまに感じるイヤな臭いの原因、対処法を紹介します。ふんわり清潔なバスタオルで家族の生活をもっと快適に!

バスタオルの洗濯頻度はどのくらい?

疑問

お風呂上がりに使うバスタオル。毎日使うものですが、どのくらいの頻度で洗濯していますか?毎日使うたびに洗濯する人、毎日洗濯するのは大変なので2~3回使用したら洗濯する人と、人によってバスタオルの洗濯の頻度はさまざまなようです。

バスタオルは使うたびに洗濯を

ですが、衛生面でもバスタオルは使用したらなるべく早く洗濯するのがベスト。「お風呂上がりの清潔な体や髪の毛を拭くものだから、そんなに汚れていないのでは?」と不思議に思う人もいるかもしれません。しかし、実はバスタオルにはお風呂で落としきれなかった、目に見えない汚れや皮脂、そしてお風呂上がりにかいた汗などが付着しています。

そして、その皮脂や汚れを餌にして、湿ったバスタオルには瞬く間に雑菌が繁殖してしまいます。雑菌が繁殖する過程こそが、あのイヤな臭いやタオルの黒ずみの原因となります。

このバスタオルの雑菌の繁殖を抑え、清潔を保つためにも、使用するたびにこまめに洗濯をしましょう。

それでもバスタオルを毎日洗濯できない場合は?

バスタオルは大きいので洗濯するのが大変、または一人暮らしなので毎日は洗濯機を回さない、など人によっては毎日バスタオルを洗濯するのが難しいこともありますよね。

そんなときは、使用後のバスタオルをしっかり乾かしましょう。バスタオルを広げた状態で、乾燥しやすい場所に干しておくと良いですよ。

使用後の濡れた状態のバスタオルを洗濯機の中に放り込んだまま放置するのはNG。洗濯機の中は、高温多湿になりやすく、空気の通りもないので雑菌がとても繁殖しやすい環境にあります。そうすると、イヤな匂いも発生しやすくなります。

バスタオルの正しい洗濯方法

洗濯機に洗濯物を入れる主婦

1.洗濯機に洗濯物を入れすぎない

洗濯機で洗濯物を洗うときは、ギュウギュウに詰め込みすぎないことが大切です。洗濯物の量は、多くても容量の7~8割程度にしておきましょう。バスタオルは面積が大きいので汚れも残りやすく、特に1番汚れやすい中央部分は要注意です。

洗濯機の容量に余裕をもって回し、たっぷりの水量で洗濯・すすぎをすると汚れが落ちやすくなりますよ。

2.バスタオルは洗濯機の一番下に入れて洗う

洗濯槽の一番下にバスタオルを広げるようにして入れると汚れが落ちやすくなります。丸まったり折れ曲がった状態にしないように気を付けましょう。何枚かある場合も、同じように広げて重ねてください。

3.洗剤・柔軟剤を入れすぎない

汚れを落としたいからとたくさん洗剤や柔軟剤を入れすぎるのはNG。洗剤や柔軟剤を入れすぎると、洗剤がすすぎきれずバスタオルに残り、それが雑菌の餌となります。雑菌の繁殖を防ぐためにも、洗濯機には適量を入れるようにしましょう。

また、柔軟剤は毎回使わなくてもOKです。柔軟剤は使い込んでゴワゴワになったタオルを柔らかくするのに効果的ですが、繊維自体を柔らかくするというよりも表面をなめらかにするもの。特に新しいバスタオルは柔軟剤の効果が感じられにくく、逆に水分を吸いにくくする場合もあります。

柔軟剤はバスタオルが硬いと感じるときや、2~3回に一度の頻度でも大丈夫ですよ。

バスタオルの乾かし方のコツ

天気の良い日の洗濯ばさみ

湿度が多いと雑菌の増殖スピードがとても速いので、洗濯し終わったらいつまでも洗濯機に放置せず、速やかに干すようにしましょう。それでは、バスタオルの風合いをよくする乾かし方のコツを紹介します。

干す前にバスタオルを振る

洗いたてのバスタオルの表面は、パイルが寝てしまっている状態。そこで、バスタオルを干す際は、上下に10~20回程バサバサと振ってパイルを立ち上げるようにしましょう。

そうすると乾いたときにパイルが立ち上がり、バスタオルのふわっと感が感じられやすくなります。柔軟剤を使うよりも効果的ですよ。

干すときは風通しの良い状態で

バスタオルを乾すのに時間がかかればかかるほど、生乾きのような嫌な臭いの原因になります。干すときは、なるべく洗濯物の間隔を空ける、ピンチハンガーに干す際は蛇腹干しにするなどして、風の通りをよくしましょう。

部屋干しには家電を上手に使う

花粉が多い時期や梅雨の時期に多くなる部屋干し。バスタオルを部屋干しするときは、除湿機や扇風機などを効率よく利用するのもひとつの手です。また、部屋干しの臭いが気になるときは部屋干し専用の洗剤を使うのもいいですね。

バスタオルの臭い対策には付け置き洗いが効果的

付け置き洗い

こまめにバスタオルを洗濯しているのに、なかなかイヤな臭いが消えない場合は、バスタオルに汚れや雑菌が残っている場合が多いです。

実は、一度イヤな臭いがついてしまったバスタオルは、普通に洗濯をしたり、柔軟剤の香りだけでは解消するのは難しいのです。そんなときは、酸素系漂白剤でつけおき洗いをして徹底的に汚れ落としと除菌をしましょう。

付け置き洗いの方法

<準備するもの>
・40~50℃くらいのお湯
・酸素系漂白剤

<洗い方>
1)「つけ置き洗い」の容量に適した酸素系漂白剤をお湯に溶かします。
2)バスタオル全体を浸してから、1~2時間ほどつけ置きします。汚れが目立つときは直接漂白剤をつけてから浸します。
3)洗濯機に入れて他の洗濯物と一緒に洗います。 

漂白剤には酸素系漂白剤と塩素系漂白剤の2種類がありますが、洗濯するのには酸素系漂白剤がおすすめ。塩素系漂白剤は強いアルカリ性で漂白力も強いため、キッチンやお風呂・トイレなど水回りのお掃除向きです。

酸素系漂白剤は白物・色柄物どちらの衣類にも使用できるんで、他の洗濯物と一緒に洗っても大丈夫ですよ。

熱湯につけ置き洗いする方法

綿100%にバスタオルには、漂白剤や洗剤を使わず、熱湯につけてバスタオルの臭い取りをする熱湯消毒する方法もあります。熱湯を上から注いでいきます。その場合、熱湯が冷めないように沸かしたお湯を随時継ぎ足していく必要があります。

熱湯で殺菌する方法は特別に洗剤や漂白剤がなくてもできますが、布地を傷める原因になりますので、消毒する頻度は控えめにしましょう。

バスタオルをこまめに洗濯して快適な毎日を

外遊びをする幼児

いかがでしたか?黒ずみやイヤな臭いを防ぎ、清潔なバスタオルに保つためにも、なるべく濡れたままの状態で放置しないようにしたいですね。

また、洗濯槽を清潔にしておくことも大切です。溶け残った洗剤カスが洗濯槽の中にこびりつくと、洗濯機に雑菌やカビが生えやすくなるので、洗濯槽もこまめに掃除しましょう。

ふわふわで気持ちの良い快適なバスタオルがあれば、家族も喜んでくれそうですね。ぜひ、今日から実践してみてくださいね!

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