つかまり立ちはいつから始めるの?練習法や注意点について紹介
いつからつかまり立ちするの?
新生児期は寝ていることが多かった赤ちゃんも、成長していくと寝返りをはじめ、ハイハイして動けるようになり、自分で座れるようになってきます。
そして、次の段階がつかまり立ち。つかまり立ちとは、自分の意志で何かにつかまって赤ちゃんが立ち上がることをいいます。
つかまり立ちは8~11ヶ月頃から始まることが多い
つかまり立ちの目安は生後8~11ヶ月頃。しかし、始める時期にも個人差があります。上に兄弟がいる場合などはつかまり立ちを始める時期が早いことが多く、生後6ヶ月から始めたというケースも。
また、1歳を過ぎた時期からつかまり立ちを始めたという場合もあるので、いつからということは気にしすぎず赤ちゃんの成長を見守るようにしましょう。
つかまり立ちの練習はいつからした方がいいの?
赤ちゃんの成長過程に個人差があるといわれても、自分の赤ちゃんだけ周りと比べて遅かったら心配になるものです。ですが、つかまり立ちをさせよう!と意気込んで練習をする必要はありません。
赤ちゃんの性格や体格も関係するので、つかまり立ちができないからといって発達や成長が遅れているというわけではないのです。
つかまり立ちの練習方法
つかまり立ちの練習はしなくてもいいのですが、生後8ヶ月を過ぎ足腰がしっかりしてきて手にも力がついてきたら、赤ちゃんに無理のない範囲で家の家具などを使ってつかまり立ちのきっかけづくりをしてあげてもいいですね。
ローテーブルなど安定している場所に赤ちゃんの手をつかせ、後ろからママやパパが赤ちゃんの腰や脇を手で支えてみましょう。支え立ちをすることで、立ちあがるきっかけやコツを赤ちゃんが覚えることにもなりますよ。
練習をする場合は赤ちゃんの成長に合わせて、時期を選んであげてくださいね。
つかまり立ち用のおもちゃは必要?
赤ちゃんに無理のない遊びの中で、つかまり立ちのきっかけづくりをしてもあげてもいいですね。赤ちゃんの成長段階に合わせて組み換えができ、長い期間で遊ぶことができるおもちゃが便利です。
つかまり立ちにおすすめのおもちゃ『ピープル ザ・プレミアム知育』

出典:www.amazon.co.jp
成長に合わせて3段階に組み替えて遊べる知育おもちゃ。リズミカルな音が流れたり、シャカシャカと音がするボールが付いてきます。生後8ヶ月頃からは、テーブルにつかまって、たっちや伝い歩きに。つかまり立ちが安定してきたら半径50cmで回る、エンドレスウォーカーで歩く練習ができます。その後はキッズシェルフとしても使えますよ。
●対象年齢:生後8ヶ月~
●税込価格:楽天/11,880円
(2019年12月18日 13:30時点)
※表示価格は、時期やサイトによって変更される場合があります。詳細はリンク先のサイトにてご確認ください。
つかまり立ちのおもちゃで注意すること
つかまり立ちを促進してくれるようなおもちゃには、手押し車や室内用ジャングルジムなどいろいろな種類のものがありますが、子供の成長に焦りを感じて対象年齢より早く使用しないようにしてください。
無理矢理つかまり立ちをさせようとすると、赤ちゃんの体に負担がかかってしまう場合があるので注意が必要です。
また、つかまり立ち用に作られていないおもちゃにつかまって立とうとすると、おもちゃが赤ちゃんの体重を支えきれずに倒れて転倒してしまうことがあるので気をつけましょう。
つかまり立ちの事故やケガいつから気をつけるべき?
つかまり立ちは、足腰を強くしてくれる大切な発達段階ですが、まだまだ発達途中の赤ちゃんがひとりで練習というのは、事故やケガにつながる危険があります。つかまり立ちをし始める兆候がみえてきたら、なるべくそばで見てあげるようにしましょう。
つかまり立ちをしたときの転倒に注意する
つかまり立ちの練習をする時期は、よく転倒します。お尻などをついて転倒するのならそこまで心配はいりませんが、頭や顔を打つとなると心配です。
つかまり立ちに慣れないうちは必ずママやパパがそばについて、赤ちゃんの脇などを軽く手で支えておくようにしましょう。そうすることで、万が一のときも抱きとめることができます。
赤ちゃんの服装に気をつける
つかまり立ちを始めたら、赤ちゃんの服装にも注意が必要です。寒い時期は室内でも靴下などを履かせてしまいますが、つかまり立ちの練習をしているときは、脱がした方が無難です。ツルツルと滑ることが少ないので、しっかりと足で踏ん張れます。
また、足の先まであるロンパースは靴下と同じで滑りやすいです。長いスカートやサイズの合ってない服装など、動きにくい服装もつかまり立ちがうまくいかない原因につながります。
つかまり立ちを始めたら部屋の環境を整えよう
赤ちゃんは体のわりに頭が大きく、ちょっとした拍子に転びやすいもの。万が一転んでもけがをしないように、お部屋の環境を整えてあげるのが大切です。そこで、赤ちゃんがつかまり立ちを始めたら気をつけたいポイントと対策法を紹介します。
ポイント①家具などの角はコーナーガードを
転倒して角で頭や顔を打ってしまうとけがにつながります。あらかじめコーナーガードなどでコーティングしておくと安心です。
◇コーナーガード すーぱーぐるぐる

出典:www.amazon.co.jp
家にある家具のサイズに合わせて使えるので、どんな場所でもぴったりフィット。ハサミで簡単に切ることができるので、取り付けは簡単。また、歯固めをしている赤ちゃんがこのコーナーガードを口に入れても、有害物質は含まれていないので、こちらも安心です。
●サイズ:約20mm×20mm×長さ3m
●カラー:ライトベージュ、ライトグレー
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ポイント②窓やガラスの近くに立たせない
窓の近くに家具を置いていませんか?つかまり立ちをして随分と時間が経ってくると今度はよじ登ろうとする子供もいます。カギは必ず閉め、窓の近くには家具を置かないようにしましょう。
また、キャビネットのガラスの前などには赤ちゃんを立たせないようにしてください。
ポイント③床にはクッション材を
つかまり立ちを始めたら、家具の上によじ登ろうとしてみたり、つかまり立ちした状態から手を離して転倒する場合も。床に衝撃を和らげるクッション材などを敷いておくと、けがの防止につながります。
また、積み木やブロックなどを床に出しっぱなしにしないよう気を付けることも大切です。
◇ジョイントマット木目調

出典:www.rakuten.co.jp
ジョイントマットを敷いておくことで、赤ちゃんが転倒したときの衝撃を吸収できます。また、木目調なのでフローリングの上に敷いても、インテリアを邪魔することなく使用できるのが嬉しいですね。
●サイズ:(約)幅61×奥行60×厚み1cm(2cm)/1枚
●カラー:ナチュラル、ブラウン、ブラック、ホワイト
●厚さ:ノーマルタイプ(10mm)、極厚タイプ(20mm)+追加料金
●商品内容:ジョイントマット32枚
●税込価格:楽天/4,990円
(2019年12月18日 13:30時点)
※表示価格は、時期やサイトによって変更される場合があります。詳細はリンク先のサイトにてご確認ください。
ポイント④「お風呂」
つかまり立ちができるようになると、湯船の淵に手をかけてつかまり立ちをすることもあります。浴室はとくに滑りやすい場所でもありますので、浴槽の外側だけではなく、中にも滑り止め用マットを敷いておくと安心ですよ。
つかまり立ちをいつから始めてもいいように準備しておこう
ハイハイからつかまり立ち、あんよまでの成長過程はとくに個人差が大きいもの。ママやパパは心配し過ぎず、赤ちゃんのつかまり立ちを焦らず見守ってあげましょう。
つかまり立ちを始めるようになると、転倒だけでなく普段の生活の中にもたくさん危険があります。まずは住環境を確認して、危険が少ない環境を作るようにしてあげてくださいね。
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