チャイルドシートで泣く赤ちゃんに!乗せ方のコツと便利グッズを紹介
どうしてチャイルドシートに乗ったら泣くの?5つの原因と対策
赤ちゃんを守ってくれているチャイルドシートですが、乗せた瞬間から嫌がる、泣くといった赤ちゃんが多いのはどうしてなのでしょうか。赤ちゃんがチャイルドシートで泣く、嫌がる原因を探って対策をすることで、少しでもご機嫌にお出かけできるようにしたいですね。
1.ママやパパの顔が見えない
チャイルドシートの設置は後部座席が推奨されているため、ママが運転して2人でお出かけする際に赤ちゃんは後部座席にひとりぼっちになってしまいます。ママやパパの顔を観ることができず、不安を感じてしまうことが原因で泣いてしまう場合も。
<対策>
ママが運転をしないで車に乗るときは、後部座席にいる赤ちゃんの隣に座るようにして、手を握ったり声をかけたりして安心させてあげましょう。
2.最適な温度でない
チャイルドシートは安全性を保つために、クッション素材をたくさん使用しています。安全面では強い味方ですが、赤ちゃんにしてみると体内の温度がチャイルドシート内でこもってしまい、大人が感じているよりも何倍もの暑さを感じていることが原因かもしれません。
<対策>
冬にアウターを着せたままチャイルドシートに乗せて暖房をつけたり、夏の暑い日にクーラーをつけなかったりすることで、最適な温度ではなくなっている場合があります。不快な温度が原因で泣きだしてしまっているのかもしれません。季節によってブランケットの素材を使い分けるなど、赤ちゃんの様子を見ながら温度調節をおこなってあげましょう。
3.窮屈に感じている
チャイルドシートに赤ちゃんを乗せるときに、ベルトをきつく締めすぎていませんか?また初めて車に設置するときに、ベルトの長さを調節したままそのあと一度も変えていないということはありませんか?ベルトの長さが体に合っていないと、バックルの位置がずれたりして窮屈になり、縛り付けられているように感じることが原因で泣く赤ちゃんもいます。
<対策>
こまめに赤ちゃんの体格に合わせてベルトや角度の調節をおこないましょう。もう一度正しく装着できているか再度確認すると安心ですね。
4.退屈になっている
チャイルドシートに乗ると赤ちゃんの動きと視界は限られてしまい、外の景色を見ることもできずに、車の中を見ながらじっとしていることになります。少しの時間なら大丈夫でも、長時間になると退屈になり、そのことが原因で泣くことも。
<対策>
お気に入りのおもちゃを持ってきたり音楽をかけて歌ってみたり、赤ちゃんが飽きずに楽しめるグッズを取り入れてみるのもおすすめです。
5.車内のニオイに不快を感じている
車の中は独特なニオイがしたり、空気がこもりがち。また買ったばかりのチャイルドシートのニオイが気になることもありますよね。そんなニオイが嫌がる原因になることも。
<対策>
車用の芳香剤なども販売されていますが、その香りが逆効果になってしまう場合も。赤ちゃんを乗せる前にはチャイルドシートや車内に消臭スプレーを使用したり、車の窓を定期的に開けて空気の入れ替えをするなどしてニオイ対策をしましょう。
チャイルドシートで泣く赤ちゃん!装着方法のポイント
チャイルドシートを装着した瞬間から赤ちゃんが泣く場合は、設置方法や装着方法に問題があるのかもしれません。
チャイルドシートの誤った設置や装着は、事故やケガにつながるだけでなく赤ちゃんが不快に感じて泣く原因にもなります。利用する際は、毎回きちんと正しく設置、装着することができているのか確認してみましょう。
チャイルドシートの設置方法
設置方法は車やチャイルドシートの種類によって異なりますので、説明書をしっかり確認して正しく設置しましょう。設置した後に、チャイルドシートを左右に揺らしてしっかり固定されていることを確認します。
ぐらついて揺れが大きい場合は正しく設置されていません。揺らしてみて3cmくらいの揺れであれば大丈夫です。
チャイルドシートの装着方法
ベルトの調整
赤ちゃんの成長に合わせて、装着する際はこまめにベルトの調整をおこないましょう。ベルトを装着する際にはベルトがねじれていないかを確認し、バックルに止めたときに指一本が入るぐらいの余裕を持たせるようにすると良いでしょう。
背もたれの角度の調整
赤ちゃんが小さいうちは、チャイルドシートの背もたれの角度も重要になってきます。新生児の場合は、背もたれの角度は45度が一般的とされています。この角度は赤ちゃんを事故の衝撃から守り、抱っこされているときに近い角度と言われています。赤ちゃんがチャイルドシートに座ったときに、正しい体勢をとらせてあげることも大切です。
成長に合わせて後ろ向きから前向きに変更する
新生児期は後ろ向きに設置するチャイルドシートも、多くのものが1歳くらいになり体重が10kgを超えるようになってくると、前向きに設置するようになります。説明書をよく読んで、赤ちゃんの大きさに合わせて向きを変更して正しく装着してあげましょう。
チャイルドシートで泣く赤ちゃんに試してみたい!お役立ち便利グッズ
どうしてもチャイルドシートに乗せると泣いてしまうという場合には、お役立ちグッズを使ってみてはいかがでしょうか。
下記では、自由に動くことができない赤ちゃんが退屈しないために遊べるおもちゃや、体温調節が苦手な赤ちゃんが車内で快適に過せる便利アイテムなどをご紹介。
上手に活用すれば、赤ちゃんも車内が楽しい場所と思ってくれるかもかもしれませんね。
TAF TOYS(タフトイズ)ぶるぶるラトル

出典:www.rakuten.co.jp
キャラクターを引っぱると、ぶるぶると動く触り心地のいいふわふわのラトルです。リング付きなので、ベビーカーやチャイルドシートに取り付けて一緒にお出かけでき、赤ちゃんを飽きさせません。
色の少ない車内にこんなカラフルなおもちゃがあると、それだけで楽しい気持ちになれますね。
●サイズ:おさる/12×4.5×20cm、うさぎ/12×4×19cm
●対象年齢:0ヶ月~
●税込価格:楽天/1,430円
(2019年12月10日 10:30時点)
※表示価格は、時期やサイトによって変更される場合があります。詳細はリンク先のサイトにてご確認ください。
brica(ブリカ)ライト&ミュージカル・ミラー NZBR61208

出典:www.amazon.co.jp
お出かけグッズで人気の高いアメリカのメーカー・ブリカ。バックシートに取り付けて、運転中に後部座席の赤ちゃんを確認できるミラーです。なんと、夕方や夜などに使えるLEDライトや4種類の音楽付き!ライトと音楽は前方座席から、リモコンで操作することができます。
鏡が大きくて運転中でも赤ちゃんの確認がしやすく、ママも振り返ることなく後部座席の様子を見ることができるので、安全ですよね。まだ自分でおもちゃを使って遊ぶことができない時期の赤ちゃんにおすすめです!
●サイズ:W33.5×D5×H27.5cm
●対象年齢:0ヶ月~
●税込価格:Amazon/5,280円
(2019年12月10日 10:30時点)
※表示価格は、時期やサイトによって変更される場合があります。詳細はリンク先のサイトにてご確認ください。
丹平製薬 カンガルーの保冷・保温やわらかシート ライトブルー

出典:www.amazon.co.jp
チャイルドシートに簡単に取り付けができる温度調節シート。冷蔵庫で冷やして保冷、電子レンジで温めて保温と、保冷・保温両方が繰り返し使えます。
首が据わる生後2~3ヶ月頃から使うことができるので、シートをチャイルドシートに取り付ければ、温度調節が難しい車の中でも快適に過ごすことができます。一部の特殊なチャイルドシートを除き、ほとんどのものに設置できます。またベビーカーに設置することも可能なので、お出かけシーンには重宝しそうですね。
●サイズ:専用カバー/約タテ410×ヨコ240mm
●セット内容:専用カバー×1枚、ジェル袋×2個(頭用小サイズ×1個、背中用大サイズ×1個)
●税込価格:楽天/2,292円、Amazon/2,280円~
(2019年12月10日 10:30時点)
※表示価格は、時期やサイトによって変更される場合があります。詳細はリンク先のサイトにてご確認ください。
チャイルドシートで泣く時期はいつ終わる?赤ちゃんと楽しいドライブを!
チャイルドシートで赤ちゃんが泣く・嫌がるというのは、成長の過程でもあります。この行動には、後追いやイヤイヤ期と同じような意味を持っています。成長していくにつれて、または車に乗る回数が増えていけばその環境に慣れ、次第に泣くこともなくなるものです。
あまりにも赤ちゃんが激しく泣いていると、かわいそうと思ってチャイルドシートから降ろしてしまうママもいるかと思いますが、運転中に降しているのは大変危険です。重大な事故を起こすことにも繋がりますので、絶対にしないようにして下さいね。
赤ちゃんをチャイルドシートに乗せるときに、おもちゃなどを持たせても嫌がる場合は、無理矢理乗せようとせずに一度抱っこしてあげましょう。
チャイルドシートに乗ることは不安なことではないよと、抱っこすることで赤ちゃんを安心させてあげられる場合もあるので試してみくださいね。
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