妊婦の旅行はいつからいつまで?おすすめプランや注意点、持ち物は?

赤ちゃんが生まれるとしばらくゆっくりと旅行に行けないため、妊娠中に旅行プランを立てる妊婦さんも多いでしょう。しかし、妊婦さんの旅行は気を付けたい注意点があります。妊婦さんは旅行へ行ける時期はいつからいつまでか、注意点は、どんなプランがよいのかなどをまとめました。

妊婦が旅行へ行ける時期はいつからいつまで?

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妊婦さんが旅行へ行く場合は、妊娠16週以降、安定期に入ってからにしましょう。

妊娠15週までは母子共に状態が安定しておらず、流産の可能性が高いため無理は禁物。つわりがつらい時期でもあります。

妊娠5~7ヶ月の妊娠中期であれば、安定期でありお腹が大きくなり過ぎる前なので、旅行をするのに最適の時期。赤ちゃんが生まれる前に夫婦で思い出をつくったり、リフレッシュをするとよいですね。

妊娠後期になると、赤ちゃんの状態は安定していても、お腹が大きくなって母体に負担がかかりやすいほか、貧血などを起こしやすいです。遅くとも妊娠7ヶ月まで、余裕を持って旅行の計画を立ててくださいね。

臨月になるといつ生まれてもおかしくないため、旅行はもちろん、できるだけ遠出の外出は避けましょう。

妊婦は温泉旅行に行ける?

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妊婦さんにはゆっくりできる温泉旅行が人気です。妊娠中は、腰痛や肩こり、むくみといったマイナートラブルを抱えがちなので、温泉にはそれらの症状を緩和し、心身共にリフレッシュする効果が期待できます。

一方で、「妊婦さんの温泉は控えるべき」という話も聞いたことがありませんか? これは、1982年、環境省による「温泉施設に関する注意書きと効能」に、長い間「妊娠中の温泉は禁忌」と記載されていたことがあるため。

しかし現在では、医学的に根拠がないことから、同規定から「妊娠中」の文字が削除され、妊婦さんが温泉に入っても問題はないとされています(※1)。

ただ、お腹が大きくなった妊婦さんは足元が見えにくく滑りやすいこと、またのぼせやすいことから、温泉に入る際は転倒に十分に気を付ける必要があります。さらに、医師によっては温泉の衛生状態について注意を受けることがあります。

あくまでも自己判断で、できるだけ掃除が行き届いた清潔な温泉に入ることをおすすめします。個室に貸切温泉が付いている部屋もよいですね。

妊婦の旅行に飛行機に乗ってもよい?

妊婦 飛行機 旅行

ANA(全日本空輸)(※3)、JAL(日本航空)(※4)、どちらも諸規定はありますが、臨月でなければ国内線・国際線、共に妊婦さんの搭乗は可能です。

ただし、事前の手続きが必要だったり、医師の診断書が必要となる妊婦さんも。詳しくは、各航空会社にて確認してください。以下の関連記事でも詳しくご紹介しています。

また、妊婦さんの海外旅行は、飛行機での移動時間が長くなり負担がかかってしまうもの。時期や目的地は十分に考えて計画をする必要があります。

自己判断をせずに、旅行計画の際にかかりつけの医師に相談してから決定することをおすすめします。

妊婦の旅行はフリープランがおすすめ

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旅行会社で組まれたツアーに申し込めば、移動、宿泊先、日程や時間の調整もしてくれるのでとても便利ですよね。自分で観光地を調べる必要もなく、近年は若年層でもツアー旅行を選ぶ人が増えているのだとか。

しかし、ツアーはあらかじめ行き先やスケジュール、休憩時間も決められており、妊婦さんの負担となってしまうことも。他のツアー参加者がいる場合は、周囲への迷惑も気になってしまいます。

妊婦さんの旅行は自分で柔軟に動けるフリープランがおすすめです。フリープランにしておけば、疲れたりつらくなったりしたらゆっくり休憩を取ることもできますね。

妊婦が旅行計画をする際に注意したいポイント

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ポイント1.国内旅行がおすすめ

妊婦さんの海外旅行は、長時間の移動時間でどうしても負担がかかってしまいます。また、海外旅行先で万が一のことがあった際の、病院のことも心配です。

妊娠期を十分に考慮し近場であれば妊婦さんの海外旅行も可能ですが、不安を抱えて旅行をするぐらいであれば、国内旅行に留めておきましょう。

ポイント2.荷物を減らす工夫をする

妊婦さんが重い荷物を持つと、過度に腹圧が掛かったり疲れの原因に。できるだけ荷物を減らすと共に、旅行先が近場でも、キャスター付きのバッグを活用するなどしましょう。

お土産が増えたときは宅配便を利用するとらくちんです。また、パートナーや同伴者に荷物を持ってもらうなど、体に負担のかからない旅行を心掛けてください。

ポイント3.旅行プランは余裕のあるスケジュールで計画する

せっかくの旅行だからといって、妊婦さんの場合、予定を詰めすぎるのはNG。旅行で余計に疲れを溜めてしまうことになります。

「時間が余ってしまうかな?」と感じるぐらいのプランでちょうどよいでしょう。時間と心に余裕を持ったゆったりとした旅行プランを計画してください。

ポイント4.安定期でも無理をしない

妊婦さんの中には、「安定期=安全」と考えている人がいるかもしれません。しかし、安定期は安全という意味ではなく、他の妊娠期と同様にリスクは抱えています。

安定期だからといってはしゃぎ過ぎず、妊娠中であることをきちんと自覚して、無理せずに楽しむことが大切です。

妊婦が旅行に行くときの持ち物は?

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妊婦さんが旅行に行くときに持っておくとよい持ち物をまとめました。何かあったときに、旅行先で焦らなくて済むように万全に準備しておきましょう。

  • 母子手帳
  • 健康保険証
  • 医師の診断書(必要に応じて)
  • 羽織り
  • パジャマ、部屋着
  • 飲み物

母子手帳や健康保険証は、万一の事態に備えて遠出をするときは持ち歩くと安心です。

夏でもクーラーで体を冷やさないように、羽織りや上着を常備しましょう。

いつもは旅行先のホテルや温泉宿のパジャマ、浴衣を利用している人も、妊婦さんのサイズに合うものがない可能性があるため、部屋着を持参すると安心です。

妊婦の旅行はゆとりを持って、ゆっくりと楽しもう

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妊娠中はいろいろと行動が制限されるため、ストレスが溜まりやすいもの。安定期に入って体調に問題がなければ、ぜひパートナーと旅行に行き、リフレッシュしてみてくださいね。

赤ちゃんが生まれる前の、夫婦二人の思い出づくりにもなります。旅行先で記念写真を撮り、将来生まれた子に「このときはお腹の中にいたんだよ」などの話もできるかもしれません。

ただし、妊婦さんの旅行は無理は禁物です。何か不安な点があれば、事前に医師に相談するようにしてください。

ゆとりを持った旅行プランを立てて、体に十分に注意しながら、マタニティ期にしかできないお腹の赤ちゃんとの旅行を楽しみましょう。

※1 参考文献:公益社団法人日本産婦人科医会報「妊娠と温泉」
※2 参考文献:環境省 温泉法第18条第1項の規定に基づく禁忌症及び入浴又は飲用上の注意に掲示等に関する新旧対照表
※3 参考文献:ANA 妊娠中のお客様 [国内線]
※4 参考文献:JAPAN AIRLINES 快適な空の旅のために

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