立ち会い出産のメリット・デメリット!後悔しないために知っておくこと

夫に立ち会い出産をしてほしいと考えるママは多いです。しかし、実際には立ち会い出産をして後悔したという人は少なくありません。旦那さん側の本音も賛否両論。立ち会い出産を機に産後はセックスレスになってしまったという夫婦も。せっかくの立ち会い出産を後悔させず、赤ちゃんの誕生の喜びを夫婦で倍増させるためにも、もう一度立ち会い出産の意味を考えてみましょう。

立ち会い出産とは?

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立ち会い出産とは、一般的に、陣痛が始まってから子宮口が開き出産するまでを、夫に立ち会ってもらうことをいいます。

特に昨今は、男性の育児参加が叫ばれていることから、立ち会い出産を推奨する風潮が強くなってきています。近年の全出産のうち、約半数の夫婦が立ち会い出産をしているというデータもあります。

バースプラン*を立てる際にも、立ち会い出産をするかどうかの選択が含まれます。

ただし、立ち会い出産は当然のことではなく、メリットがあればデメリットもあり、夫婦どちらの考えも尊重されなければいけないこと。ママは「なぜ立ち会ってほしいのか」、旦那さんは「なぜ立ち会いたいのか」を考え、夫婦で本音をぶつけてよく話し合うことが必要です。

*病産院や分娩方法、産後の過ごし方など、自分がどのようなお産をしたいのかを考えること

立ち会い出産のメリット

メリット デメリット

立ち会い出産にはメリットとデメリットの両方があります。感じ方は人それぞれですが、ママ側と旦那さん側から見た代表的な意見をまとめました。

まずは立ち会い出産のメリット。

立ち会い出産のメリット~ママ編~

特に初めての出産は不安でいっぱいですよね。陣痛や分娩の痛みや不安も、側に旦那さんがいてくれたり手を握ってくれたりすることで精神的に安心できます。

汗を拭いたり体を支えてくれたりと、お産を手伝ってくれることも。

また、ママが味わう出産の大変さをわかってもらえることは大きいでしょう。人によっては、出産の様子を旦那さんに写真やビデオに撮ってもらえて記念に残すことができたいう人も。

立ち会い出産のメリット~旦那さん編~

男性は10ヶ月の妊娠期間も痛みを伴う出産も経験しないため、ママに比べて父親の自覚を感じ始めるのは遅いもの。

立ち会い出産を経験することで、お産の大変さを分かち合うことができると共に、赤ちゃん誕生を目の当たりにして、父親としての自覚が芽生えやすく、育児への介入も前向きになるといわれています。

立ち会い出産のデメリット

YES NO チェック

次に、立ち会い出産のデメリットとして考えられる事項をご紹介します。

立ち会い出産のデメリット~ママ編~

特に自然分娩では陣痛の痛みと戦っている中、旦那さんが何もわからずに立ち会っていると、いきみに集中できなかったりイライラしたりと、かえってママの負担となる可能性が。出産時の記憶は強く残るので、嫌な思い出になってしまうかも。

また、「痛みで苦しむ姿を見せたくない」「取り乱す姿を見られるのが恥ずかしい」「いきみと同時に排便を見られたら恥ずかしい」というママの本音も多いです。

立ち会い出産のデメリット~旦那さん編~

男性は「血に弱い」とよくいわれます。分娩時、旦那さんはママの上半身側に立つことがほとんどなので、大量の血を見ることはないものの、赤ちゃんが生まれてくるときの血や分娩室の独特の雰囲気に気分が悪くなってしまう可能性が。

また、痛みであまりに苦しむママを見て驚いてしまう人がいます。産後のセックスレスの一因でもありますが、立ち会い出産を機に「もう母親としてしか見られなくなった」という意見も。

立ち会い出産の体験談

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実際に、立ち会い出産をしたママ・旦那さんそれぞれの体験談をご紹介します。

経験談1.ママMさん「夫にイライラしてしまった」

「‐夫から立ち会い出産を希望してきたので了承しました。

しかし、出産当日は陣痛がきても、何もせずに近くの椅子で座って私を見ているだけ。『腰をさすって』というと少しさすってくれますが、あとは何もせず。

本陣痛が始まっていよいよ出産!というときも、気まずいのかなぜか近くには来てくれず、少し離れたところで見ていました。先生が『旦那さん、奥さん側で手を握ってあげて』といってくれると、やっと来てくれましたが…。

出産に集中したいのに、夫のことが気になってイライラして必要以上に疲れましたね」

体験談2.ママSさん「下半身側に立たれて恥ずかしかった」

「‐分娩をした産婦人科では立ち会い出産を推奨していて、私たち夫婦も希望していたことから、立ち会い出産をすることにしました。陣痛中は、手をつないで話しかけてくれたり腰を押してくれたり、水を飲ませてくれたりと献身的で精神的にも安心できました。

本陣痛がきて分娩台の上に行くと、先生が夫に私の足元側に立つように指示。赤ちゃんが生まれてくる過程をすべて夫に見られました。

夫はとても感動していたので結果的によかったのかもしれませんが、私は訳がわからいほど恥ずかしい思いで正直つらかったです」

経験談3.夫Aさん「感動的で神々しい!けれど…」

「‐妻の妊娠が発覚したときから、立ち会い出産をしたいと希望していました。『両親学級』には積極的に参加し、出産予定日も早くから休暇を取っていました。

希望どおり立ち会うことになりましたが、出産は予想以上のものでした。赤ちゃんが産まれた瞬間は涙が出るほど感動して、産まれたばかりの我が子は本当にかわいくて。

妻が本当に神々しく見えました。・・・反面、あれ以来なぜか子作りをする気持ちになれません。あれだけ神々しい妻に触れるのを遠慮してしまうような感覚で、夫婦仲は良好なはずなのに、セックスレスに陥っています」

体験談4.夫Yさん「どうすればいいかわからない」

「‐本音としては、少しこわい気持ちがあったものの、妻が『立ち会ってほしい』というので、第一子の出産に立ち会うことにしました。しかし、正直後悔しています。

妻は陣痛がくるたびに、もだえ苦しみ、それまで見たことのないような形相で痛みに耐えていました。そんな痛がる妻を前にしてオロオロしてしまい、何もしてあげられないし、どう振る舞えばよいかもわかりません。

迷惑になるのも嫌なので、二人目からは立ち会わないと決めました」

立ち会い出産を後悔しないために

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ここまで、立ち会い出産に後悔した意見を中心にご紹介しましたが、もちろん「立ち会い出産をしてよかった」と感じている夫婦もたくさんいます。立ち会い出産を後悔させないためには、夫婦二人の意向を尊重することが大切です。

立ち会い出産を成功させるために、知っておきたいポイントをご紹介します。

立ち会い出産の意味を考える

ママは「どうして立ち会ってほしいのか」、旦那さんは「なぜ立ち会いたいのか」を考えてみましょう。

ただ出産が不安だから? ただの興味本位? かえってお互いの負担にならないように、まずは立ち会い出産をする意味を夫婦で話し合ってみるとよいでしょう。

妊娠中からママをサポートする

立ち会い出産をすることに決めたら、旦那さんは妊娠中からできるだけママのサポートをしましょう。妊婦健診に付き添うのもよいですね。出産当日に立ち会うだけでは、温度差が生じてしまいますよ。

また、両親学級にもできるだけ積極的に参加し、お産の流れや仕組みについて理解しておくことが大切です。

立ち会い出産の役割を決めておく

出産当日は、医師や助産師から旦那さんの動きを指示されることもありますが、できるだけ事前にサポートしてほしいことをママと刷り合わせておきましょう。当日、オロオロして手持無沙汰になることもありません。

陣痛の際は手を握るって励ましの声をかける、腰をさすってあげる、体を支えてあげる、水分補給をしてあげる、など何が必要なのかを予習しておくとよいですね。

ママがしてほしくないことを共有しておく

立ち会い出産において、ママと旦那さんにはどうしても温度差が生じがちです。

「分娩台の足元には立たないでほしい」「ビデオを撮るのはやめてほしい」など、事前に相手にしてほしくないことを共有しておきましょう。

ただし、旦那さんからママに「怒らないで」といった要望をするのは難題です。陣痛や出産の痛みで取り乱すのは当然のことなので、それが嫌なら立ち会い出産はしない方がよいかもしれません。

立ち会い出産で赤ちゃんの誕生の喜びを分かち合おう

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実は、当記事を執筆した筆者も立ち会い出産を経験した一人。あのときのことを思い出すと少し恥ずかしい気持ちにはなりますが、出産には不足の事態がつきものだからこそ、夫が立ち会ってくれることはとても心強かったです。

また、立ち会い出産を経験したことで、産後は夫も積極的に子育てを手伝ってくれていて、立ち会い出産をしてよかったと思っています。

立ち会い出産をする・しないに正解はありません。夫婦の数だけかたちがあるので、二人で話し合い、後悔のない出産を迎えてくださいね。

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