妊婦が注意したい飲み物とは?水分補給におすすめの飲み物8選!

妊娠中はのどが渇きやすい状態。しかし避けた方がいい飲み物もあるので、妊娠してからどんな飲み物を飲んだらいいのか分からなくなってしまいますよね。そこで今回は、妊婦さんが避けた方がいい飲み物と、おすすめの飲み物を紹介します。

なぜ妊婦はこまめな水分補給が必要なの?

妊婦 水分補給

妊娠すると、赤ちゃんに血液を送るため体の血液が40%増加すると言われています。体型も大きくなっていくので、妊娠する前より汗をかきやすくなりのどが渇きやすくなります。

つわりの嘔吐からくる脱水症状の危険もあるので、飲み物でこまめな水分補給は欠かせません。良質な水分をしっかり補給をすることで、新陳代謝が促進され血液の循環が良くなり、妊娠中に多いむくみや便秘の予防にも効果的。

そのほか貧血を防ぐためにも、いつも水分補給を心がけてください。出かけるときもできるだけ飲み物を持参するように習慣づけましょう。

妊婦が避けるべき飲み物とは?

妊婦さんは水分補給が必要ですが、飲み物なら何でもいいわけではありません。なかには、赤ちゃんに悪影響を与えてしまう危険性がある飲み物もあります。妊娠がわかったら、以下の飲み物の摂取を控えましょう。

アルコール飲料

アルコール ビール 酒

妊婦さんがアルコールを摂取すると、血管と胎盤を通して赤ちゃんの体にもアルコールが届いてしまいます。その結果、発育障害を起こす「胎児性アルコール症候群」を発症し、発育不全、神経の機能不全などのリスクを高めます。妊娠がわかったらお酒は控えましょう。

カフェインの含まれる飲み物

コーヒー カフェイン 飲み物

カフェインはコーヒーだけでなく、「紅茶」「緑茶」「コーラ」といった飲み物にも含まれているので飲みすぎには気をつけましょう。

妊婦さんが摂取したカフェインは、容易に胎盤を通ってお腹の赤ちゃんにも移行します。胎盤への血流を減らしてしまう作用があるので、栄養や酸素が十分に赤ちゃんに送られなくなり、赤ちゃんの発育を阻害してしまいます。また、カフェインには妊婦さんに必要な鉄分やカルシウムの吸収を妨げる作用も。

妊婦健診と不妊治療専門クリニックの堀産婦人科によると、コーヒー1日8杯以上で死産のリスクを高めるという報告があるようです(※)。ただし、大量に摂取した場合なので、1日1杯程度は問題ありませんが、飲み物によってカフェインの含有量は変わるので注意してくださいね。

ハーブティー(一部)

ハーブティー カモミール

ハーブティーはノンカフェイン飲料として安心して飲めるイメージがありますが、飲んでもいいハーブティーと、避けたほうがいいハーブティーがあります。

なかには、大量に飲むと子宮収縮作用などがあるものもあり、妊婦にとって禁忌のものもあります。ハーブティーを飲む前に医師に確認してから飲むようにしましょう。

妊娠中に適さないハーブティーとして「カモミール」「ジャスミン」「ハトムギ」「サフラン」などがあります。これらは、妊娠していないときの飲み物としては問題ないのですが、子宮を刺激したり、収縮させるといった作用があるので、妊婦さんの飲み物としてはおすすめできません。

海外のミネラルウォーター(硬水)

ミネラルウォーター 海外 輸入

海外から輸入されるミネラルウォーターは硬水のものが多いです。硬水はミネラルが豊富ですが、腎臓に負担をかけてしまうので妊娠中は飲みすぎに注意。

体がデリケートな時期は特に、安全面でも安心な国産の軟水を選ぶのが無難です。

妊婦さんは水分補給として水道水を飲んでも大丈夫?

水道水 シンク

日本の水道水は軟水なので、負担も少なく比較的飲みやすく、飲み水に適しているといえます。しかし、水道水には滅菌・消毒に使われる塩素が含まれ、塩素はトリハロメタン(発がん性物質)を作り出してしまいます。ですが、日本の水道水は安全性が高く、海外の水道水と比べても含有量は少ないのでそれほど神経質になる必要もないでしょう。

心配な場合は水道水を沸騰させることでトリハロメタンを取り除くことができます。ポイントは、やかんに入れた水を10分間以上沸騰させること。沸騰させてからすぐに火を止めてしまうと、トリハロメタンは濃度が一時的に上昇し増加してしまいます。

このような方法で取り除くことはできますが、妊婦さんにとってはできれば軟水のミネラルウォーターが安心でしょう。

妊婦さんの水分補給におすすめの飲み物8選

妊娠中はつらい症状が緩和したり、リラックス効果がある飲み物が好まれます。以下に妊婦さんが安心して飲むことのできる飲み物をご紹介します。

1.白湯

白湯 飲み物

白湯とは、水道水やミネラルウォーターを10分間沸騰させて、50~60℃くらいに冷ましたものです。白湯を飲むことによって体が内側から温まるので、冷えの解消に役立ちます。

また、内臓が温められると動きが活発になるので、便秘の解消にも期待できます。妊婦さんはいろいろな体の不調に悩まされることが多いですが、白湯は水分補給をしつつ、妊婦さんの体調を整えるのを助けてくれます。

2.麦茶

麦茶

麦茶はノンカフェインで、ミネラルや食物繊維が豊富に含まれています。ただし麦茶には体を冷やす作用がありますので、常温、もしくはホットで飲むように心がけましょう。

ハトムギは子宮を収縮させる作用がありますので、妊婦さんの飲み物には向いていません。麦茶を買う前に、外箱に記されている成分をきちんと確認してくださいね。

3.炭酸水

炭酸水 レモン

特につわりの時期におすすめなのが炭酸水です。レモンやライムを少し加えると爽快感もアップして、不快な症状も和らぎますよ。

炭酸水を飲む時は砂糖、人工甘味料が含まれていない、水と二酸化炭素だけのものを選びましょう。飲みすぎるとお腹が膨張してしまい食事が摂れなくなってしまうので量に気を付けて飲みましょう。

4.ルイボスティー

ルイボスティー 飲み物

ノンカフェインで強力な抗酸化作用があることで知られるルイボスティー。鉄分、カルシウム、亜鉛が多く含まれています。鉄分の吸収を妨げるタンニンも少ないので、貧血気味の妊婦さんにおすすめです。

5.ラズベリーリーフティー

ラズベリー 飲み物

ヨーロッパでは「出産準備のお茶」「安産のお茶」として親しまれている飲み物です。

ビタミンC、ビタミンB群、タンニン、ミネラル、カリウムなど多くの栄養素が含まれています。また子宮や腰回りの筋肉を収縮させ、正常に働くよう促進する作用があるので、陣痛を和らげる効果が期待できるそうですよ。

ただし、子宮収縮作用があるので、飲むのは妊娠8ヶ月を過ぎてから。妊娠初期から中期は飲まないように気をつけましょう。

6.タンポポ茶(タンポポコーヒー)

タンポポ茶 飲み物

食物繊維が豊富なので、妊婦さんに多い便秘にも効果が期待できます。鉄分、ビタミン、カリウムも豊富に含まれているので、妊婦さんに不足しがちな栄養を補ってくれますよ。ただし血圧を下げる効果があるので、低血圧の妊婦さんは飲みすぎに気をつけてください。

7.青汁

青汁 健康 野菜 飲み物

妊娠中に不足しがちな栄養を補ってくれるうれしい飲み物です。また妊娠中のつわりで固形物を食べるのがつらいという人にもおすすめ。

青汁を飲む時は「ノンカフェイン」「糖質が少ないもの」「国産原材料・国内加工」「食品添加物なし・無農薬」のものを選ぶようにしましょう。

青汁には葉酸も含まれていますが、商品によって含有量が異なるので、パッケージの成分表をチェックしてみてくださいね。栄養素が多く含まれているますが、サプリメントとの併用などで過剰摂取にならないよう1日の摂取量を守りましょう。

8.小豆茶

小豆

自宅でも簡単に作ることのできる小豆茶は、ポリフェノール、鉄分、ビタミンB、亜鉛などが豊富に含まれているので、美肌・便秘解消効果があります。カリウム、サポニンも含まれているので、冷えやむくみの改善も促してくれますよ。

小豆茶は作り方もとっても簡単!小豆を10分間フライパンで乾煎りして、その後水1Lに対して大さじ3、4杯の煎った小豆を入れて6分ほど煮出すだけです。えんじ色の小豆茶は香ばしい香りがして、食事の飲み物にも最適です。

妊婦におすすめの飲み物で意識的に水分補給をしよう

水分補給 リラックス

妊娠中は体のさまざまなところが変化していくので、戸惑ってしまうママも多いはず。そういう時こそ飲み物を飲んで一息つきましょう。リラックス効果のある飲み物が多くあるので、上記で紹介した飲み物を毎日変えながら飲むのも良いかもしれませんね。

ママが健康で過ごすために、そして元気な赤ちゃんを産むためにも「喉が渇いたな」と思う前に、意識的に飲み物で水分補給をしていきましょう。

※参考文献:堀産婦人科 妊娠中のカフェイン摂取

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