赤ちゃんの英語教育はいつから?英語が好きになる教材や教室を紹介!
赤ちゃんの英語教育はいつから始める?
生まれて間もない赤ちゃんの脳は驚くほど吸収力が高く、世界中のあらゆる言語を習得するのに必要充分なニューロン(神経細胞)が存在していると言われています。
しかし成長するにつれ、異なる言語を聞き分ける能力は低下してしまいます。そのため、この時期から正しい英語の「音」をインプットさせてあげることが重要。言葉を発しないうちから英語のCDやDVDを流しておくことは、効果的とされています。
なかには早い人で、赤ちゃんがお腹にいるときから胎教で英語のCDやDVDを一日中流しているママも多いよう。実は、お腹の中の赤ちゃんには周囲の音が聞こえており、妊娠35週ごろには大人に近い聴覚能力を持つとも言われています。
0歳から始める赤ちゃんの早期英語学習のメリット
年齢の低い子供たちが英語を学ぶことを「早期英語学習」と呼ばれますが、この早期英語学習においてのメリットは「聴く」と「話す」が身に付くことです。幼少期からこの2つのトレーニングをしっかりしておくと、大人になってからでは難しい聞きとりや、キレイな発音が身に付きやすくなります。
0歳のうちから英語を聞き流している環境にいると、幅広い周波数を聞き取り、発音や感覚などが自然と身に付きやすくなります。日本語にはない「L」と「R」の音の聞き分けなどの効果も期待できます。
赤ちゃんから始める早期英語学習で気を付けたいこと
逆に「読む」「書く」ことに関しては年齢が高い方が向いているので、無理強いするような方法で多読やライティングを押し付けるのは避けましょう。英語嫌いにさせてしまう可能性があるので注意が必要です。
幼児期は「英会話」ができるようになるような取り組みがベストといえるでしょう。
早期英語学習の英語教育において、ママ・パパは注意したり叱ったりせず、赤ちゃんと一緒に楽しんで、たくさん褒めてあげてくださいね。
赤ちゃんにおすすめ!親子で楽しめる通信英語教材
お家でいつでも楽しめる英語教材なら、赤ちゃんの英語教育のために作られた教材やDVDがおすすめ。理解しやすく、より効果的なものが人気。
赤ちゃん用の英語教材はどれもカラフルで楽しい歌や音楽が入っているので、赤ちゃんも自然と目や耳を傾けることができます。パパやママも赤ちゃんと一緒に英語学習をすると、より効果的です。
ワールド・ファミリー ディズニーの英語システム

出典:world-family.co.jp
およそ40年の歴史のあるワールドファミリーのディズニー英語システムは、ディズニーのキャラクターを使った豊富な教材です。ワールドファミリークラブに入会すれば、英語学習のサポートやイベントにも参加することができます。
ディズニーのDVDや音楽CDは赤ちゃんでも親しみやすいので、いつからでも英語を始めることができます。英語の教材は他にも、音声カードとプレーヤー、英語カード、絵本、おもちゃとさまざまなものがあり、プログラムに合わせて組み合わされたセットで購入します。
セットの種類は40種類以上もあります。一度契約した教材は途中退会や返金はできないため、慎重に検討しましょう。
≪内容詳細≫
●入会金:27,000円
●教材費:883,440円(一括購入)
●月額費:マタニティー会員無料、ベイビー会員1,296円、正会員3,348円
●対象年齢:0~12歳
(各イベント参加費別途)
ベネッセ ワールドワイドキッズ

出典:www.benesse.co.jp
通信教育を中心とした教材の大手ベネッセは、赤ちゃんから大学生まで続けられる教育プログラムが充実しています。
ワールドワイドキッズは赤ちゃんだけに特化した教材ではなく、いつから始めてもステージ0~6歳までの全プログラムを終了すると、英語圏の6歳児程度の英語力を身に付けるプロブラムとなっています。
使われている単語は600字程度と他の教材と比べると少ないですが、英語の詰め込みよりしっかり習得を目指した教材なので、聞き流すより使える知識を養えますよ。他社と比べると値段も安く、途中退会で返金制度もあります。
≪内容詳細≫
●入会金:不要
●教材費:226,800円(一括購入)
●月額費:不要
●対象年齢:0~6歳
七田式教室 7+BILINGUAL

出典:www.shichida.com
月齢や年齢が低い時期から教育を受けると、高い学習能力が得られると期待されている教育法の七田式教室の通信英語教材です。大人向け英語教材『7+English』の幼児向けシリーズとなっています。
『7+BILINGUAL』は、1日7分ちょっとの取り組みを35日間おこなうだけ。1つの学習パターンを4回繰り返し、高速で英単語を聞き右脳の活性化を図ります。すると多くの情報を確実に記憶することができ、合わせて英単語を口に出す練習もするので、英単語を長期間忘れずに脳に記憶します。
主人公の女の子 ナナちゃんと一緒に、世界旅行をしながら英語を学んでいきます。実際の旅行時にはもちろん、日常生活に役立つフレーズが学べるので、普段の生活から自然と英語を口に出せますよ。
≪内容詳細≫
●入会金:不要 ※会員になるとポイントが多く付与されます
●教材費:29,800円
●月額費:不要
●対象年齢:3歳~小学校高学年
アルク 子どもの英語

出典:www.alc.co.jp
語学教材で定評のあるアルクの子どもの英語シリーズ。聞き流し用CDのみの「エンジェルコース」、歌って遊べるDVDの「アルクのabc DVDボックス」、「エンジェルコース」と「アルクのabc DVDボックス」がセットになった「こどもえいごおまかせパック」があります。
教材の内容はとてもシンプルで、必要最低限の分量となっていますが、聞き流して英語に親しむには十分な内容となっています。「エンジェルコース」はモーツァルトのBGMにマザーグースの遊び歌や童話の朗読などが入っており、赤ちゃんから就学前の子どもを対象に作られています。
「アルクのabc DVDボックス」は手遊びなどができるようになった赤ちゃんから、就学前までが対象となっています。
≪内容詳細≫
●入会金:不要
●教材費:「エンジェルコース」31,320円、「アルクのabc DVDボックス」35,640円、「こどもえいごおまかせパック」604,80円
●月額費:不要
●対象年齢:0~6歳
児童英語研究所 パルキッズ

出典:www.palkids.co.jp
パルキッズは、脳の発達理論に基づいた教育で知られる七田式教育法を取り入れた英語教材です。英語で遊ぶ感覚より英語を身に付けることに重点を置いているため、教材内容は他のものと比べると少ないです。
赤ちゃんの場合は、生後半年までは1日45分、7ヶ月~1歳までは1日90分、小さいボリュームでCDを聞き流しするだけです。1歳以降になるとDVD学習を開始します。DVDで内容をインプットし、連動しているオンラインレッスンでアウトプットする方法で知識を定着させます。
赤ちゃんが始めるプリスクーラーコースは、赤ちゃんから8歳頃までの子どもを対象としており、収録されている1,260単語を習得できれば、英検3級程度の知識となります。
≪内容詳細≫
●入会金:不要
●教材費:70,200円
●月額費:不要
●対象年齢:0~8歳頃
赤ちゃんから対象の英語教室ってどんなところ?
英語教室選びのポイントは自宅から通いやすく、なるべく月齢の近い赤ちゃんが通っている教室が良いでしょう。赤ちゃんが無理をせずに通い続けることができる英会話教室を探してみてくださいね。
ヤマハ英語教室

出典:school.jp.yamaha.com
生後6ヶ月~11ヶ月までの赤ちゃんを対象にした「えいご★デビューコース」。開講年度の4月1日までに生まれた、0歳児の赤ちゃんが対象で10月から3月までの開校となっています。ひとクラス8組で、親子で一緒に参加して英語の歌や遊びを楽しめます。語りかけカードを使って優しい英語表現を練習したり、英語を使いながらクラフトに挑戦したりします。
≪内容詳細≫
●入会金:会場によってあり
●月額費用:3,780円(月2回)、2,160円(月1回)
●教材費:5,076円(月2回)、4,104円(月1回)
●対象年齢:0歳
(他年齢の教室もあります)
こども英会話のミネルヴァ

出典:www.minel.jp
子ども専門の英会話教室ミネルヴァは、講師を日本人か外国人講師かを選ぶことができます。教室はショッピングモールなど便利な場所にあることが多く、通いやすいのもうれしいですね。
0歳~2歳までは親子で一緒にレッスンを受講します。身体を使ったリズム遊びから始まり、カードなどを使ったゲーム、歌や言葉遊びを使ったマネを繰り返すレッスンでドンドン英語を吸収していきます。
≪内容詳細≫
●入会金:10,800円
●月額費用:
日本人講師4,104円(月2回)、6,156円(月3回)
外国人講師5,184円(月2回)、7,290円(月3回)
●教材費:日本人講師8,100円、外国人講師4,968円
●対象年齢:0歳~
(高校生クラスまで対応)
赤ちゃんの英語教育は親子で一緒に楽しもう!
近年英語の需要は高まっていますよね。バイリンガルにあこがれを持つママも多いと思いますが、まずは赤ちゃんが英語に関心を抱くような環境から作っていきましょう。
赤ちゃんの英語教育は、パパやママと一緒に楽しみながら学んでいくのが、一番効果のある学習方法です。英語教材や教室はたくさんあり、値段も異なります。一人ひとりのご家庭に合ったものを選んでください。
また英語教育は続けることが大切。せっかく覚えた英語を無駄にしないためにも、日々なるべく英語に触れられる環境で過ごしていきましょう。