ジーナ式とは?新生児の育児スケジュール、寝かしつけ・授乳の方法

育児の中でも特にママたちが悩むのが、寝かしつけと夜泣き。そこで「夜泣きのひどい赤ちゃんが朝まで眠るようになった」と世界的に話題になったジーナ式という育児法をご存知でしょうか。今回は、ジーナ式について、特徴、新生児の育児スケジュール、寝かしつけの方法、授乳時間などをご紹介します。

ジーナ式とは?

ジーナ式 赤ちゃん ママ

ジーナ式とは、イギリスのジーナ・フォードという女性が提唱する独自の育児法です。

ジーナさんは、イギリスの上流階級はじめ多数の著名人の家庭でナニー(母親に代わって住み込みで子育てをする女性。イギリスでは国家資格にもなっています)として働き、300人以上の赤ちゃんをお世話した経験を持っています。

さらに、お世話をしてきた経験をもとに多くの育児書を出版。イギリスでは75万部を誇るベストセラーとなっており、世界中で話題になりました。

日本でも、ジーナさんの著書を翻訳した「カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとお母さんの快眠講座」が出版されています。

ジーナ式を学べるおすすめの本

カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座

カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとお母さんの快眠講座 本

出典:www.rakuten.co.jp

夜泣きがひどい赤ちゃんでも夜通し眠るようになったと世界中で話題になった一冊。「出産前の準備」「赤ちゃんの授乳」「睡眠についての考え方」といった基本的なことから、実践できる「新生児から1歳までの赤ちゃんの具体的な生活スケジュール」について紹介されています。

●著者:ジーナ・フォード
●翻訳:高木千津子
●出版社:朝日新聞出版
●税込価格:1,404円

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ジーナ式の特徴と考え方

新生児 寝かしつけ 育児

ジーナ式の考えでは、「夜になかなか寝ない」「夜中に何度も目覚めてしまう」といった赤ちゃんの睡眠の問題が起こるのは、生活リズムが乱れていることに原因があるとしています。

生まれて間もない赤ちゃんには昼と夜の区別がありません。昼と夜の区別がない赤ちゃんにママが振り回されるのではなく、昼は活動し、夜は眠る、という基本の生活のリズムをいち早く身に付けられるように、ママが赤ちゃんに働きかけてあげます。

ジーナ式では、新生児、生後1~12ヶ月まで月齢別で、朝に起きる時間、授乳時間、お昼寝の睡眠時間、寝かしつけ時間など、育児スケジュールが細かく決められています。

ジーナ式のタイムスケジュール通りに毎日過ごすことによって、赤ちゃんの生活リズムを確立させていきます。生活リズムとスケジュールを整えることで、睡眠の問題を改善し、赤ちゃんもママも親子共に快適に過ごすことを目指していきます。

ジーナ式の寝かしつけ方法

ベビーベッド 寝かしつけ

ジーナ式では、ママ・パパのベッドで赤ちゃんと一緒に眠るのではなく、赤ちゃん用の寝室を設けてベビーベッドに寝かせます。

スケジュールにおける就寝時間になったら、赤ちゃんをベッドに寝かせて、ママとパパは退出します。そのとき途中で赤ちゃんが泣いてしまっても部屋に入らない、という決まりがあります。泣いていても、基本的に抱っこしたりあやしたりはしません。

ジーナ式の考えでは、赤ちゃんをベビーベッドに置いて泣いてしまっても、すぐに抱っこをすることは、一人で眠りにつくために邪魔だとしています。

ただし、赤ちゃんが泣き止まない場合は、数分したら様子を見に行くなどしましょう。泣き止まずになかなか寝られない赤ちゃんを、ベビーベッドに一人放置することを推奨しているわけではありません。

ジーナ式の授乳時間

ミルク 母乳 授乳

ジーナ式では、赤ちゃんがほしがったときに授乳をするのではなく、スケジュール通りの授乳時間にのみ、授乳するのがポイントです。母乳・ミルクの「ちょこちょこ飲み」をなくすことで、夜泣きを減らして睡眠の質をよくします。

空腹になってから授乳をすることで、まとまった量の母乳・ミルクを飲めるようになり、こまめに授乳する必要がなくなります。結果、空腹での夜泣きが少なくなりまとまった時間きちんと眠れるように。

冒頭でご紹介したジーナ式の本では、1回の授乳にかける時間や、母乳の飲ませ方などについても詳しく助言しています。

新生児のジーナ式のスケジュール

時間 スケジュール

ジーナ式のスケジュール内容は、赤ちゃんの月齢によって異なります。今回は、生後2~4週目の新生児の育児スケジュールをご紹介します。

1.7:00:起床・授乳1回目

寝室のカーテンを開けて赤ちゃんを起こしましょう。しっかり目覚めた状態になったら授乳をします。うとうとした状態だと、母乳をきちんと飲めていない場合があります。

2.8:45~9:45:お昼寝1回目

赤ちゃんが眠そうにしていなくても寝室へ移動します。カーテンを閉めて部屋を真っ暗な状態にし、お昼寝を促してください。

3.10:00:授乳2回目

時間になったらカーテンを開けてお昼寝から起こしましょう。赤ちゃんがしっかり目が覚めた状態になったら授乳をします。

4.11:45~13:45:お昼寝2回目

2回目のお昼寝タイムです。赤ちゃんが眠たくなさそうでも時間になったら寝室へ。部屋を真っ暗にしておくことで睡魔を誘います。

5.14:00:授乳3回目

時間になったらカーテンを開けてお昼寝から起こしましょう。赤ちゃんがしっかり目覚めた状態で3回目の授乳をします。

6.16:00~16:45:お昼寝3回目

3回目にあたるこの時間のお昼寝は暗室でなくでも大丈夫です。

7.17:00:授乳4回目

時間になったらカーテンを開けてお昼寝から起こしましょう。赤ちゃんがしっかり目覚めた状態で4回目の授乳をします。

授乳後、赤ちゃんが遊んでいるうちに沐浴・お風呂の準備をします。

8.18:00:沐浴・お風呂

18:15頃までには、沐浴・お風呂上がりのスキンケアやベビーマッサージをおこなっておきます。

9.18:15:授乳5回目

薄明りの部屋で5回目の授乳を開始します。授乳後は、睡眠の時間までにベビーベッドの準備をしておきます。

10.19:00~22:00:睡眠

授乳後のゲップを確認したら準備しておいたベビーベッドの上へ。ジーナ式では、毎日起床と夜の寝かしつけを同じ時間におこないます。

11.22:30:授乳6回目

ぐっすり眠っていると起こすのが心苦しいですが、時間になったら明かりをつけて赤ちゃんを起こしましょう。しっかり起きた状態で授乳をおこないます。

12.23:00:就寝

授乳が終わったら再度ベビーベッドへ行き寝かしつけ。部屋を真っ暗にしてそっとドアを閉じましょう。

ジーナ式のスケジュールは必ず守る必要はない

分単位でタイムスケジュールが組まれているので、びっくりしたママもいるのではないでしょうか。スケジュールの内容や時間は月齢によって変わるので、ジーナ式を取り入れるときは、本でチェックすることをおすすめします。

慣れるまではママも赤ちゃんも大変かもしれませんが、1週間も経てば、少しずつリズムを掴むことができますよ。

一方で、ジーナ式は数ある育児法の中のひとつです。絶対にスケジュール通りにしなければいけないものではありません。

大切なのは、親子共に毎日を快適に過ごせるということ。ジーナ式にこだわりすぎず、赤ちゃんの個性に合わせて、その時々で必要な対応を考えていくことが大切です。

また、授乳については、母乳の出る量や赤ちゃんが飲むミルクの量はそれぞれ違うので、心配なことがあるときは母乳外来などで相談してください。

ジーナ式は効果があるの?

赤ちゃん ジーナ式 効果

ジーナ式を実践すると、「夜に赤ちゃんがぐっすり眠るようになった」「夜泣きが軽減した」という口コミが多数あります。慣れるまでは大変ですが、授乳やお昼寝の時間を調整することで、徐々に赤ちゃんが夜にまとまって眠れるようになってくると効果を実感する人が多いようです。

一方で、ジーナ式はイギリス発の育児法であるため、環境や子育ての考え方の違いが大きく、実践するのが難しいという先輩ママの声も。もちろん、赤ちゃんやママによって、合う・合わないがあるようです。

しかし同時に、「生活のリズムを整える」という部分や、感心できるところは部分的に参考にしていきたいとも感じているようです。

ジーナ式を上手に取り入れよう

ジーナ式 赤ちゃん ママ

寝かしつけに時間がかかったり、夜泣きが続いたりと、赤ちゃんに振り回される日が続くと、ママの負担が大きくなってしまいます。ジーナ式は、そんな育児から親子が快適に日々を過ごせるようにするための育児法のひとつです。

しかし、あまり神経質になりすぎず、続けられる範囲で試してみたり、ママと赤ちゃんに合っていると感じた部分だけ取り入れたりしてみるとよいでしょう。育児は十人十色であることを認識したうえで、ジーナ式を上手に取り入れていけるとよいですね。

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