妊娠中の脇の黒ずみの原因と解消法!産後は治る?

妊娠したらをはじめとする乳首、乳輪、外陰部、足の付け根の黒ずみにびっくりし、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。生理現象とはいっても、人にはなかなか相談しづらいデリケートな問題ですよね。また、産後はきちんと治るのかも不安になります。今回は、妊娠すると脇に黒ずみや黒い線ができる原因、解消法、ケア方法についてご紹介します。

妊娠中に脇に黒ずみができる原因は?

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妊娠すると、赤ちゃんの成長に従いお腹が膨らむのはもちろん、胸が大きくなったり全体的にふっくらと丸みを帯びた体になったりと、体型に変化が起こります。

加えて、平均すると妊娠20週頃から、脇の下や乳首、乳輪、外陰部(デリケートゾーン、ビキニライン)、足の付け根といった部分を中心に、体のあちらこちらに黒ずみや黒い線ができやすくなります。お腹の中心にできる正中線も黒ずみの一種。

脇のようなデリケートな部分の皮膚の黒ずみは、恥ずかしくてなかなか人に相談できないかもしれませんが、日本赤十字社 葛飾赤十字産院によると(※1)、約9割の妊婦さんに起こる生理的変化です。

ホルモンバランスの変化による色素沈着

妊娠中に脇などに黒ずみができる原因は、ホルモンバランスの変化による影響です。妊娠すると、出産までに女性ホルモンの「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」が大量に分泌されます。これらの女性ホルモンがメラニン色素を増やし、色素沈着が起こりやすくなると考えられています。

特に、脇や乳首、乳輪、外陰部、足の付け根はもともとメラニン色素が多いため、より黒ずみが起こりやすい部分です。

同様に、妊娠中のホルモンバランスの変化によって、肌のターンオーバーも正常におこなわれなくなるため、妊婦さんは普段よりもシミやそばかすができやすいともいわれています。

妊娠中の脇の黒ずみは産後に治るの?

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妊娠中にできた脇や乳首、乳輪、外陰部、足の付け根の黒ずみは、出産後、ホルモンバランスが戻ることで、元に戻るか徐々に薄く目立たなくなります。

正確な期間は決まっている訳ではありませんが、中には脇の黒ずみが治るまでに2年程掛かったという人もおり、個人差があるため気長に待ちましょう。

なお、乳首や乳輪の黒ずみは、出産しても脇と比較してなかなか治らない女性が多いようです。これは諸説ありますが、授乳による肌への刺激によるもの、または、視力が発達していない赤ちゃんが乳首を見つけやすくするため、ともいわれています。

授乳期間が終わると、乳首の黒ずみも徐々に治ってきますので、過度に気にし過ぎないことが大切です。

妊娠中にできる脇の黒ずみの解消法・対策ケア

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妊娠中の脇、乳首、乳輪、外陰部、足の付け根などにできる黒ずみや黒い線、産後は薄く治っていくとは理解できても、特に薄着になる夏場は気になりますよね。ママだって女性である以上は少しでもきれいに保ちたいもの。

妊娠中もできる限りケアをして、脇などの黒ずみを解消しましょう。

1.カミソリなどムダ毛処理は最低限に

脇のお手入れで一番手軽な方法がカミソリによるムダ毛処理ですよね。しかし、脇や外陰部はデリケートな部分なので、カミソリを使うと皮膚に刺激を与え傷付きやすいので、色素沈着・黒ずみの悪化の原因に。

脇のムダ毛処理はできるだけ頻度を抑えるようにして、最低限に留めましょう。また、妊娠中はカミソリよりも皮膚に刺激を与えにくい電気シェーバーの使用がおすすめ。脇のお手入れ後は、保湿クリームやローションでケアしてくださいね。

2.保湿ケア

毎日の顔の保湿ケアと同様に、黒ずみが気になる脇などの保湿ケアも丁寧におこないましょう。肌がカサカサして潤いがないと、摩擦が起こり、色素沈着しやすくなります。

また、保湿ケアすることで、肌の新陳代謝・ターンオーバーが促進されるため、メラニンによる黒ずみができても、色素沈着しにくくなります。

中には黒ずみ対策専用のクリームも販売されていますが、妊娠中に使える妊娠線予防クリームや低刺激のオーガニックボディクリームでもよいでしょう。

なお、脇の黒ずみの解消には、妊娠中だけでなく産後も全身の保湿ケアは根気強く続けることが大切です。黒ずみや妊娠線も徐々に目立たなくなります。

3.ビタミンC・Eを摂取する

妊娠中は、それまでよりも食事の栄養バランスなどに気を遣うものですが、脇などの黒ずみ解消には、ビタミンCやビタミンEを多く含む食べ物を意識して摂ると効果的です。

ビタミンCはメラニンの生成を抑える働きがあり美白への効果が期待でき、ビタミンEは血行を促進し肌の新陳代謝をよくする働きがあります。

ビタミンC・Eは野菜やフルーツに含まれており、どちらも多く含む食べ物としてキウイが挙げられます。また、妊娠中の摂取を推奨されている葉酸サプリには、葉酸だけでなく、ビタミンC・Eといった成分含まれる商品があるので、意識的に選ぶとよいでしょう。

4.紫外線対策

妊娠中は脇の黒ずみ以外にも、シミやそばかすができやすいので、日焼け止めクリームを塗ったり、帽子を被ったり、肌の露出を控えるなどの紫外線対策を取りましょう。

夏場で半袖やノースリーブを着用するときは、脇まで日焼け止めを塗るのを忘れないようにしてくださいね。

妊娠中の脇の黒ずみは出産すると徐々に薄くなっていく

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妊娠中に脇、乳首、乳輪、足の付け根などが黒ずみや黒い線ができて、ショックを受けている妊婦さんも多いでしょう。しかし、ホルモンバランスの変化は、健康な赤ちゃんをお腹の中で育み出産をするためには、仕方のない生理現象のひとつです。

産後は時間の経過と共に、脇などの黒ずみは自然と目立たなくなるので、焦らなくて大丈夫。期間限定の変化だと割り切って過ごすことが大切ですよ。

また、今回ご紹介したような脇の黒ずみの解消法・ケア方法を無理のない範囲で実践し、きれいなママを目指して、マタニティ生活も美容に気を遣っていきましょう。

※1 参考文献:日本赤十字社 葛飾赤十字産院 妊娠中のスキンケア

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