逆子体操は効果があるの?いつからいつまでやるべき?やり方とコツ

それまでは順調だったのに、ある日妊婦健診で医師から「逆子になっている」と告げられると、一気に不安になってしまいますよね。逆子の直し方にはいくつかありますが、中でも自宅で気軽にできるのが逆子体操です。そこで今回は、逆子体操はいつからいつまですべきか、効果的なやり方とコツについてご紹介します。

逆子とは?

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通常は、ママの子宮内で赤ちゃんは頭を下にしておさまっているものの(頭位)、逆子とは、ママの子宮内で赤ちゃんが頭を上にして、おしりや足が下にある状態のことです(骨盤位)。

逆子の原因は、はっきりと解明されていません。「小柄な女性」「骨盤が小さい」「体の冷え」といった要素で逆子になりやすいといわれることがあるものの、どれも確実な情報ではありません。

妊娠中期までは子宮内に赤ちゃんが大きく動き回る余裕があるので、30~50%の確率で逆子の状態となり、特別めずらしいことではありません。

そのため、妊娠34週頃(妊娠9ヶ月)までには自然に直ることが多いものの、それまでに直らない場合は帝王切開での出産が検討されます。

逆子体操とは?

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妊娠後期になっても逆子が自然の頭位に戻らない場合は、病産院から逆子を直す方法を指導されます。中でも、逆子体操は自宅で気軽に取り組める方法として、多くの妊婦さんがおこなっています。

「体操」といっても、妊婦さんでも簡単にできるポーズを取るだけなので、母子への負担を極力減らすことができます。自宅で好きなタイミングにおこなうことができ、かつお金が掛からないので、チャレンジしてみる価値はありますよ。

なお、逆子体操のほかにも、一般的に病産院では、医師や助産師によって赤ちゃんを外から回転させる外回転術といった方法がとられます。しかし、この方法にはリスクがあり医師によっても賛否両論。その他、灸や鍼などで逆子を直す方法もあります。詳しくは医師に相談してみてください。

逆子体操は本当に効果がある?

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逆子体操の効果については、医師の中では疑問視されており、確実ではないとみられています。ただ、不安に感じているのであれば、妊婦さんの精神的にも「やらないよりはよい」といった感覚で取り組む方がよいでしょう。

もちろん、逆子体操で逆子が直った人もいれば、最後まで戻らなかった人など様々なので、効果には個人差があることも理解しておきましょう。

また、灸や鍼の効果についても医師によって見解は様々で、妊婦さん自身も信じる・信じないは人それぞれです。

逆子の直し方には「絶対直る」といったものはありません。赤ちゃんのためにできることを無理のない範囲で続けていくことが大切です。

逆子体操はいつからいつまですると効果的?

逆子体操 いつから いつまで

逆子体操は、妊娠30週頃(妊娠8ヶ月)から始めるとよいでしょう。妊娠30週以前だと、赤ちゃんが子宮の中で動き回る余裕があるため、逆子体操をしてもまた骨盤位に戻ってしまう可能性があります。

妊娠32週を過ぎてくると子宮内のスペースが狭くなり、赤ちゃんが自由に動き回ることができなくなるため、逆子体操で改善される可能性は低くなります。

妊娠36週(臨月期)以降では、逆子が直る確率は10%以下になると共に、お腹がさらに急激に大きくなるので、逆子体操をストップしましょう。

また、中には切迫流産など安静にしていなければならず、逆子体操をしてはいけない妊婦さんもいます。逆子体操を始める前にはかかりつけの医師へ相談して、いつからいつまでおこなってもよいのかなど、指示を仰いでください。

逆子体操のやり方

逆子体操 やり方

逆子体操にはいくつかのポーズがあるので、無理のない範囲のやり方を実践してみてください。好きな音楽をかけながらリラックスしておこないましょう。回数や時間を気にせず、頑張りすぎないことが大切です。

1.胸膝位(きょうしつい)

両ひじ・両ひざと胸を床をつけて四つんばいになり、おしりを高く持ち上げるポーズです。「猫のポーズ」ともいわれます。

  1. 両ひじ・両ひざを床につけて四つんばいになる
  2. 顔の下にクッションを置き、顔と胸を床につける(クッションにつける)
  3. 両ひざを90度にしつつ、おしりを高く持ち上げて10~15分ほどキープする

☆胸膝位のコツ

簡単そうに見えますが、お腹の大きい妊婦さんは、実際に試してみると結構きついかもしれません。顔と胸の下にクッションを置くとラクになります。

ひざは90度を保ち、おしりをできるだけ高く上げるようにしましょう。

慣れないうちは無理をせず、2~3分など負担のない時間でおこなってください。

体操が終わったら、すぐに起き上がらないで横向きになってしばらく休みましょう。

2.仰臥位(ぎょうがい)・骨盤高位(こつばんこうい)

仰向けに寝て、腰とおしりを高く持ち上げる方法です。

  1. クッションを腰の下に置いて仰向けに寝る(クッションは30~35cmの高さになるよう調節)
  2. 足は自然体にして、この姿勢を10~15分間キープする

☆仰臥位・骨盤高位のコツ

赤ちゃんを胸側に引き寄せるイメージで骨盤を高く持ち上げます。

慣れないうちは無理をせず、2~3分など負担のない時間でおこないましょう。体操が終わったら、横向きになって休んでくささい。

3.側臥位(そくがい)

横向きに寝るだけの簡単な方法です。赤ちゃんの背中側を上に、反対側が下になるように横になります(赤ちゃんの背骨がお腹の右側にある場合は左半身を下にする、赤ちゃんの背骨がお腹の左側にある場合は右半身を下にする)。

妊婦健診時に医師に赤ちゃんの向きをあらかじめ確かめておきましょう。

☆側臥位のコツ

他の逆子体操をした後に横向きで休むときも、側臥位を意識して寝るようにしましょう。

逆子体操の効果を上げるコツ!

効果 コツ

逆子体操をおこなうときは、次のコツに注意しておこなうとより効果的ですよ。

1.身体が温まっているタイミング

お風呂上がり、身体が温まっているときに逆子体操をおこなうと効果的です。血流の流れがよくなっているので、赤ちゃんの動きも活発になり、逆子が直りやすくなるといわれています。

2.心身共にリラックスする

「逆子を直さなければ…」と焦りで体がこわばっていたり緊張していると、赤ちゃんにも伝わってしまいますよ。ゆったりした気持ちで取り組みましょう。

3.動きやすい服装

お腹を締め付ける服装で逆子体操をすると、お腹を圧迫してしまいます。骨盤ベルトははずして、お腹を締め付けない服装で逆子体操をおこないましょう。

4.赤ちゃんに話し掛ける

赤ちゃんに「頭はこっちだよ」などと話しかけながら逆子体操をすると、直ったというママの体験談も聞かれます。赤ちゃんに話し掛けることで、よりリラックスできますよ。

逆子体操は危険?事前に医師に相談しよう

STOP 危険

逆子体操は、赤ちゃんにもママにも負担の少ない方法だといわれています。

しかし、無理な姿勢を取ることで、陣痛を誘発したり、破水を有印したりする原因になるかもしれないと、医師によって意見が分かれます。

逆子体操を始める前には、かかりつけの病産院の医師に相談しましょう。また、逆子体操の姿勢できつく感じたり、お腹に痛みや張りを感じたりするときは、ただちに中止してください。

ゆったりした気持ちで逆子体操に取り組もう

妊婦 お腹

逆子体操は赤ちゃんが楽な姿勢で生まれてこれるよう、ママが手助けしてあげられる方法のひとつです。ただ、大切なのは母子共に健康で無事に出産を終えること。逆子を直したいからと、無理をして体調や状態を悪化させては本末転倒です。

逆子体操に焦りは禁物です。その効果自体も、100%ではないことを理解して、無理せず楽しみながら取り組みましょう。

全出産のうち3~5%は逆子で帝王切開によって出産しています。逆子も赤ちゃんの個性だと受け止めて出産に臨みましょう。

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