胎動はいつから?位置は?激しい・感じないのは大丈夫?

妊婦さんのお腹の中で赤ちゃんが頭や足など動かすことを胎動といいます。胎動によって赤ちゃんの存在を実感することができるので、実感が沸いてきたり、喜びもひとしお。一方で、「胎動を感じないとダウン症」などの迷信やジンクスなどもあり、不安に思うママも多いのではないでしょうか? そこで今回は、胎動について、いつから感じるのか、位置はどの辺りなのか、激しいときや感じないときの理由をまとめました。

胎動はいつから感じる?

妊婦 子供 お腹 胎動

妊婦さんがいつから胎動を感じ始めるかには個人差があります。実はお腹の中の赤ちゃんは、妊娠7~8週頃から動くようになるものの、小さなうちはまだまだ手足の力も弱いため、ママがその動きに気が付くことはほとんどありません。

早い人だと妊娠15週頃(妊娠4ヶ月後半)から、平均では初産だと妊娠20週頃(妊娠6ヶ月)、二人目以降の経産婦さんだと妊娠18週頃(妊娠5ヶ月)頃から感じ始める人が多いようです。一般的に初産婦さんは胎動を感じるタイミングが遅いといわれています。

また、ぽっちゃりふくよかな妊婦さんは、胎動が感じづらく、時期が遅い傾向があるようですが、実際には、胎動の感じ方に太っている・痩せていることは医学的に関係ありません。

妊娠20週以降(妊娠6~7ヶ月)になると、パパがお腹の上から触ってもわかるようになります。胎動を感じることで、パパも自覚が芽生えるきっかけになりますよ。

なかなか胎動を感じないママも、妊婦健診で問題がなければ心配する必要はありませんので、胎動を感じられるまで気長に待ちましょう。

妊娠期ごとの胎動の動き

●妊娠初期(妊娠0~15週)の胎動

妊娠初期、妊娠5ヶ月頃までは胎動を感じることはほとんどありません。

●妊娠中期(妊娠16~27週)の胎動

妊娠18~20週頃(妊娠6ヶ月)になると、夜に横になっているときなどに少しつずつ胎動を感じられるようになります。

初めのうちは、お腹の調子が悪いような違和感を覚えますが、徐々に動きが強くなることで胎動だと確信が持てるようになるでしょう。

まだ子宮の中で自由に動き回る余裕があるので、赤ちゃんが「グルングルン」と回転しているのがわかります。

●妊娠後期(妊娠28~35週)の胎動

妊娠後期は胎動がもっとも激しくなる時期です。赤ちゃんの成長に合わせて手足の力も強くなります。激しい痛みを感じることも。

●臨月期(36週~)の胎動

予定日が近づいてくると、赤ちゃんの頭は骨盤内に固定されお腹の中で動けるスペースが限られてしまうため、胎動の動きも小さくなります。もちろんお産の直前になっても胎動は完全にはなくなりません。

胎動の位置はどのあたり?

妊婦 胎動 位置

赤ちゃんは子宮の中で動き回るので、胎動の位置は正確には決まっていません。最初はおへその周りや胃の下あたりで動きを感じることが多いようですが、徐々にあちらこちらで胎動を感じるようになります。

また、赤ちゃんが成長すると胎児や子宮が下に下がるので、下腹部で胎動を感じやすくなります。妊娠7~8ヶ月ともなれば、固定されたポジションに収まってくるかもしれません。

胎動ってどんな感じ?

胎動 感じ方

胎動の感じ方は人それぞれです。ユニークな表現をする妊婦さんもたくさんいます。先輩ママたちに「胎動ってどんな感じ?」と聞いてみたところ、いくつかの表現があったのでご紹介します。

1.クルクル、ポコポコ

初期の頃は、腸が「クルクル」動く感じやガスが「ポコポコ」と弾ける感じなど、お腹の調子が悪いのかと勘違いして胎動に気が付かないことも。

2.グルグル、グニョー

胎動の動きが活発になると、お腹の中で「グルグル」と回転したり、内側から「グニョー」と押されたりする感覚を覚えるようになります。

3.ドンドン、ドコドコ

妊娠期が進むと、赤ちゃんの手足の力が強くなり「ドンドン、ボンボン、ドココド、ドカドカ」と激しく動くように。痛いと感じる妊婦さんもいます。

4.ブルブル

お腹の赤ちゃんがおしっこをしたときに「ブルブル」と震えるような振動を感じることがあります。

5.ピクピク

「ピクピク」とした胎動を感じる場合は、お腹の赤ちゃんがしゃっくりをしているのかも。

胎動はいつ・どんなときに感じやすい?

妊婦 胎動 リラックス

胎動はママさんがリラックスをしているときに感じやすいです。

そのため、食前よりも食後、日中よりも夜、家事をしているときよりも横になっているときに感じやすいですよ。胎動を感じたいときは、静かにじっとして待ってみてはいかがでしょうか。

緊張していたり、こわばっていると、体がこわばってしまうため、胎動がわかりにくくなります。

胎動が激しく痛い…

妊婦 お腹 痛い

妊娠後期前後は、赤ちゃんが頻繁に激しく動くので痛みを感じることがあり、めずらしいことではありません。赤ちゃんが元気な証拠と捉えましょう。

出産が近づいてくると、赤ちゃんが子宮下部に降りてくるため、胎動が弱く、感じる回数も減ってきます。

また、お腹の赤ちゃんが寝ているときに、お腹を圧迫したりすると、刺激を受けて激しい胎動を感じることがありません。ただし、お腹の赤ちゃんが苦しい・つらいわけではありませんので、心配しなくて大丈夫。

反対に、胎動を感じない・弱いけど赤ちゃんは大丈夫?

妊婦 健診 胎動

胎動を感じない・弱い場合も、妊婦健診で医師から何かしらの注意がなければ問題ありません。そもそも感じ方には個人差があるため、「胎動の弱い」の定義も難しいところ。

胎動は強い・弱いよりも頻度の方が重要です。胎児機能不全等、何かしらの問題がある場合は、胎動の動き以外にも母体にも症状が出る可能性が高いものの、心配であれば受診しましょう。

赤ちゃんが動いていない?心配なら胎動10カウントにトライ!

時計 カウント

胎動を確認する代表的な方法に「胎動10カウント法」があります。

食後や就寝前など、リラックスしているときに胎動を10回カウントし、1回目の胎動から10回目の胎動を感じるまでにかかった時間を計測します。

一般的には、10カウントにかかる時間の目安は30分前後。1時間以上かかるようであれば注意が必要です。ただし、お腹の赤ちゃんは20~30分間隔で寝たり起きたりを繰り返しているため、寝ているときは反応しないことも考慮してくださいね。

胎動を感じない・弱いと心配に感じている妊婦さんはぜひやってみてください。

胎動10カウント法

例:

日付週数開始時間10回終了時間かかった時間
8/130週21:0021:1515分
8/230週+120:4521:0318分
8/330週+221:2021:4020分

胎動にまつわる噂・都市伝説の真相

新生児 赤ちゃん

胎動で性別がわかる?

胎動で赤ちゃんの性別がわかるという迷信がありますが、医学的な根拠はありません。よく耳にするのが「胎動が強いと男の子、弱いと女の子」というもの。

これは、「男の子は活発で、女の子は大人しくあるべき」という昔ながらの考え方から生まれた発想です。

胎動が激しいと活発な子供になる?

胎動が激しいと「お腹の中にいるときから元気だったから…」と、生まれてからも活発な子供になる訳ではありません。

反対も同様で、胎動が弱いからと大人しく物静かになるということもないでしょう。

胎動が弱いとダウン症?

この噂は、ダウン症候群の赤ちゃんは通常よりも筋力が弱いことから出てきたものと考えられます。しかし医学的な根拠はありありません。

ダウン症候群など先天性疾患の検査は出生前診断にておこなうことが可能です。検査を受けるかどうかは、家族でよく話し合い、かかりつけの病院で相談してください。

胎動は赤ちゃんがすくすくと成長しているサイン

妊婦 お腹 胎動

「いつから」「激しさ」「弱さ」など胎動の感じ方は人それぞれです。妊婦健診で順調であれば、胎動の噂に振り回されることなく、ゆったりとした気持ちで過ごしましょう。

胎動はママだけでなくパパを含めた、親子の絆を深められる最初のコミュニケーションツールともいえます。胎動を感じながら、お腹に触れて話し掛ける行為は、安産によい影響を与える「オキシトシン」の分泌に貢献するともいわれています。

胎動を感じたら、胎児ネーム(お腹の赤ちゃんのニックネーム)を決めて、呼びかけてみてくださいね。より親近感がわいて、産まれるのがより楽しみになりますよ。

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