BBクリームに下地は必要?違いは?崩れにくいベースメイクの作り方
忙しい朝の強い味方、BBクリーム。下地や日焼け止め、ファンデーションと様々な機能を備えたマルチなコスメですが、本当に化粧下地は必要ないの?と使い方に疑問をもっている方も少なくないはず。
そこで今回は、BBクリームと化粧下地の違い、使い方、メイクの順番などについてご紹介します。
– 目次 –
BBクリームとは?化粧下地との違いは?
いまやベースメイクの定番商品に仲間入りするほど人気のBBクリーム。しかし、化粧下地やファンデーション、コンシーラーなどの機能を備えているのは知っているけれど、本当にBBクリームだけでいいの?崩れないの?と不安も思う人もいるでしょう。
そこでまずは、BBクリームと化粧下地の特徴をおさえて、それぞれの違いを知りましょう。
BBクリームとは?
一般的に、BBクリームはファンデーションの他に美容液や化粧下地、日焼け止め、コンシーラーなどの機能がひとつになったオールインワンコスメを指します。
BBクリームのBBは、「Blemish Balm」(傷をいやすもの)の省略で、もともとはドイツで皮膚の炎症を抑え外部刺激から肌を守る医療用軟膏として開発されました。
韓国では、ピーリング後などのデリケートな肌でも肌色をきれいに補正する目的で使われるようになり、その後日本でも広まるようになりました。
◇時短でナチュラルな仕上がりを実現
BBクリームの最大の特徴は、なんと言っても時短にもなる手軽さ。高い保湿効果に加えてテクスチャーも柔らかく、自然な仕上がりになると、様々なメーカーから多くの種類が販売されています。
他にも、優れたカバー力にUVカット効果が高いものなど様々な機能があるので、季節や自分の肌質などに合わせて選びましょう。
化粧下地とは?
ベースメイクの土台となる化粧下地。基本的にはファンデーションとセットで使うことが前提で作られています。
使う順番は、化粧水や乳液などで十分に水分補給と保湿をした後、化粧下地を直接塗り、その上にファンデーションを重ねていきます。気になる部分があれば、さらにコンシーラーでカバーを。
◇ファンデーションと密着し化粧持ちUP
化粧下地にはファンデーションと密着させる効果があり、化粧のりやもちをアップさせてくれます。また、化粧下地を塗ることで、化粧品の成分からくるダメージから肌を守ってくれる効果も。
保湿成分が高い物や、オイルフリーのものなど肌に合ったものを選ぶことができます。
BBクリームに下地は必要?それとも必要ない?
BBクリームには化粧下地の機能も備えているので、使用の際は下地を塗らなくても大丈夫です。ただし、今使っているBBクリームに物足りなさを感じるなら、それぞれに合ったものを足すのは良いでしょう。
小鼻などの崩れが気になるなら、部分用下地を使うことをおすすめします。また、厚塗りにならないようにBBクリームを薄くぬると、UV効果もその分薄くなります。その場合、UVケアをもっとしっかりするなら日焼け止めも塗るのがベター。
BBクリームも日々進化しているので、1本でも美肌を作れる、カバー力や補正力の優れたものが多数登場しています。自分の肌悩みに合わせたBBクリームを見つけるのがベストと言えるでしょう。
BBクリームの上手な使い方!下地なしでも崩れにくい肌に仕上げる
崩れにくくナチュラルな質感に仕上げてくれるBBクリーム。ここでは上手なBBクリームの使い方を手順に沿ってご紹介します。
ポイントは、スキンケアで毛穴を整え、化粧のり・もちの良い肌に底上げしておくこと。その後、多機能BBクリームでカバーし、フェイスパウダーを部分的に重ねていきます。最小限のアイテムでできるミニマムステップです。
1本で何役もこなしてくれるマルチなBBクリームを使って、化粧下地やコンシーラーなしでも肌悩みを上手にカバーして、透明感のある上品肌を目指しましょう。
1. スキンケアはいつもより丁寧に
化粧もちを良くするには、メイク前のスキンケアが重要。しっかり水分補給と保湿をしてあげましょう。
もし時間に余裕があるなら、10分パックがおすすめ。パック後にハンドプレスで肌になじませ、べたつく場合はティッシュで軽く押さえてください。このひと手間で仕上がりと1日の化粧もちが変わり、毛穴レスな肌を保てます。
2. 内から外に向かって指で塗る
BBクリームを適量(小豆粒大くらい)を手に取り、まず頬から置いていきます。そして、内側から外へ指で毛穴を埋めるように、くるくる螺旋を描きながら塗っていきます。気になる部分がある場合には、さらにBBクリームを重ね塗りしましょう。
◇スポンジでなく指で塗るのがベター
スポンジは表面をフラットに美しく整えるもの。そのため、スポンジで頑張って叩き込んでも、毛穴の凹みはなかなか埋まりません。毛穴をカバーするなら、指で塗り込むように毛穴を埋めていきましょう。
3. ハンドプレスで密着させる
崩れやすい小鼻や目の周り、フェイスラインは指でやさしくなぞり、最後にハンドプレス。密着させてベースメイクのもちをアップさせましょう。
4. 仕上げのフェイスパウダーは最小限に
より透明感のあるナチュラルな質感に仕上げるなら、フェイスパウダーは崩れやすい箇所のみに。厚塗りしてしまうと、せっかくのツヤ感がもったいないので、フェイスパウダーはなるべく最小限にしましょう。
アイメイクが落ちやすい目元は、ギリギリのキワまで塗りましょう。ついガッツリ塗りすぎないように注意しながら、小鼻にもオン。
下地もファンデもUVケアも!BBクリーム1本で手軽に楽しめる
下地いらずで何役もこなしてくれるBBクリームは、忙しい女性の強い味方。毎朝お化粧の時間を確保しにくいママたちからも人気です。
美容成分を含んでいるので、長時間お化粧する日は特におすすめ。多機能BBクリームでいま人気の、抜け感のあるナチュラルな質感を楽しんでみてください。
また、ドレッシーなシーンやしっかりメイクを楽しみたい日は、化粧下地とファンデーションで仕上げるのも選択肢の一つ。その日のなりたい肌に合わせて選ぶのがおすすめです。それぞれのアイテムの違いをおさえて、上手に使い分けてながら美しいベースメイクを目指したいですね。