産後ダイエットはいつから始める?痩せやすい時期・タイミングとは?

妊娠中に増えた体重、なかなか戻らないと不安になりますよね。とはいっても、出産直後の無理は禁物。産後ダイエットいつから始めてもよいの?痩せやすいタイミングは?ダイエット方法は?普通分娩か帝王切開か、これによってもいつからダイエットを始められるのか時期が異なります。そのほかにも、知っておきたい産後ダイエットのポイントをご紹介します。

産後ダイエットと普段のダイエットは違う!

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普通のダイエットであれば、時期や期間を深く考えずに多少の無茶をしても大丈夫かもしれませんが、産後の身体はとてもデリケートです。

出産直後の産褥期(さんじょくき)に無理をすると、回復が遅れてしまうために無理をしてはいけません。

また、母乳育児をしているママは、規則正しい食生活を送り、栄養をしっかり取ることを優先しましょう。無理なダイエットは、母乳だけでなくママの体調、赤ちゃんにも影響を与えてしまうので注意が必要です。

産後ダイエットはいつから始めたらいいの?

いつから 時期 タイミング

それでは、産後ダイエットはいつから始めてよいのでしょうか?

まず、産後1ヶ月は出産で疲れた体を休めることが最優先です。この時期に無理をしてしまうと、体調を崩して体の回復が遅れることや、後々の不調が生じます。

また、普通分娩か帝王切開、出産方法によっても、産後ダイエットをいつから始めてよいか時期が異なります。

普通分娩で出産した場合

普通分娩で出産したママは、まずは産褥期をできるだけ安静に過ごしてください。1ヶ月検診で医師から問題ないと診断されたら、軽めの運動など徐々に産後ダイエットを開始しましょう。

ただし、産後1ヶ月はあくまでも目安になるので、自分の体調と相談しながらにしてください。

帝王切開で出産した場合

帝王切開で出産したママは、まずは傷の回復を優先させなければなりません。

いつからダイエットを始めるか、自分の体調と切開した傷の回復の様子を見ながら、少なくとも産後2ヶ月以降から始めるようにしましょう。

産後6ヶ月がダイエットが成功しやすい

産後ダイエットは体の回復を待ってから始めることが必要ですが、実は産後ダイエットには痩せやすい時期があります。

出産すると女性の骨盤は一度ゆるみますが、徐々に元の位置に戻っていき固定されます。骨盤が固定されるのが産後6ヶ月ほどなので、その間であればダイエットは成功しやすいといわれています。

だからといって、「痩せやすいうちに元の体型・体重に戻したい」とが無理なダイエットをおこなうのはいけませんが、この6ヶ月を意識しておくとよいですね。

授乳中の産後ダイエットは摂取カロリーに気を付けよう

産後ダイエット 母乳

母乳育児をしていると、「おっぱいをあげているのだから、2人分しっかり食べても大丈夫」とよくいわれるように、母乳は栄養を赤ちゃんに分け与えるために、必然的にママが食べた分の摂取カロリーが消費されることになります。

そのため、授乳中は何もしなくても自然にダイエットができたというママもいます。

母乳で授乳しているのに思ったように痩せない、むしろ体重が増えたという場合、摂取カロリーが多すぎる可能性があります。

甘いスイーツや脂っこい食べ物を食べ過ぎていないか、食生活を一度見直してみましょう。

ただし、ダイエット目的で摂取カロリーを急激に減らすことは、母乳に悪影響を与えますので避けてください。

また、授乳中も人によっては、妊娠中に蓄えた脂肪や体重まですべてを落とすことはできないため、以下でご紹介する運動などをぜひ取り入れてみてくださいね。

産後ダイエットに取り入れたいおすすめの運動方法

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1.産褥体操

産褥体操とは、出産方法や時期に関係なく始めることのできる運動方法で軽いストレッチをおこないます。

疲労、子宮の回復や母乳の分泌量が上がるなど様々な効果が見込めるだけでなく、母乳にもよい影響があるので、普段からおこなうことがおすすめです。

産褥体操は好きなタイミングですることができるので、いつから始めるかは自分の体調と相談しながら決めましょう。

2.ウォーキング

産褥体操のような軽めのストレッチが負担なくできるようになったら、ウォーキングを取り入れてみましょう。最初はストイックにならず、15~30分程度のウォーキングから始めてください。

体力が付いてきたらベビーカーに赤ちゃんを乗せて、ご近所周辺を30分ほど歩けば、赤ちゃんの散歩にもなるので一石二鳥です。

外に出るのが少し億劫に感じるときは、無理のない範囲で腹筋や背筋などの筋トレをおこない、基礎的な筋肉をつけましょう。代謝を上げることができるので脂肪燃焼に繋がります。

3.骨盤矯正

産前産後に歪んでしまった骨盤が原因で、体型が崩れるだけでなく太りやすい体質になることや、腰痛が起こりやすくなります。

骨盤矯正は産後6ヶ月以内が推奨されていますので、できるだけ早めにケアをしましょう。

骨盤はある程度までは自然に元に戻りますが、「妊娠前には履いていたパンツのウエストがきつい」と感じる場合は、骨盤が歪んでいる可能性が高いので注意が必要です。

簡単にできる骨盤矯正の方法をご紹介します。

●骨盤ベルトを使用する

骨盤ベルトは産前・産後どちらにも使えるタイプのものや、産後に特化したものなど、様々な種類が販売されています。使い始める時期に合ったものを選んで使用しましょう。

●整体で骨盤矯正の施術を受ける

時間が取れるようであれば、一度プロに体の歪みを正してもらうのもおすすめ。整体によっては、子連れで行ける場合があるので確認してみましょう。

●骨盤矯正運動・エクササイズ

骨盤矯正に効果的な運動方法としては、エアフラフープが簡単でおすすめです。実際にフラフープを使っておこなってもよいでしょう。

産後は体の回復を優先して。ダイエットは様子を見ながら始めよう

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いかがでしたか。産後に体型が戻らないままだと不安になってしまいますが、まずは体を休めることや、赤ちゃんのお世話を第一にして、無理のないよう健康的に続けていくことが大切です。

今回ご紹介したダイエットの開始時期やタイミングを目安として、自分の体調と相談しながら進めていきましょう。

ダイエットの方法は、食生活の改善や運動、骨盤矯正をそれぞれ併用しながら続けていくと相乗効果が期待できます。自分の体調や生活リズムに合わせて取り入れてみてください。

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