主婦湿疹とは?原因や治し方、薬は何を使う?

主婦湿疹とは「手湿疹」と呼ばれることもあり、毎日水に触れる作業をする主婦に多い手荒れ症状です。放置すると手荒れの状態が続き、症状が悪化し炎症が起こり、家事をするのもつらくなります。今回は、主婦湿疹の原因や治し方、薬についてご紹介します。

主婦湿疹とは?症状は?

? 原因

主婦湿疹は、日常的に水仕事をしている主婦に多く見られる手荒れや湿疹のことです。

人によって症状は異なりますが、手のひらが乾燥してぱっくり割れてしまったり、強いかゆみを感じたり、水疱ができてしまうというケースがあります。

これらの症状が出ることで、手荒れが痛むだけでなく、毎日の家事や生活に支障が生じストレスに繋がってしまうことも。主婦湿疹は症状が悪化する前に、早めに治ことが大切です。

似ているけど違う!主婦湿疹とあかぎれの違い

主婦湿疹 あかぎれ

主婦湿疹が手に現れたときに、あかぎれと勘違いする人も少なくありません。

確かに、主婦湿疹もあかぎれも、空気が乾燥する冬に悪化しやすいですが、その症状は異なります。

主婦湿疹とあかぎれを見分けるポイント

  • 主婦湿疹は冬だけでなく、夏でも季節に関係なく症状が現れるが、あかぎれは冬場におこりやすい
  • 主婦湿疹は手、指の広範囲に症状が現れるが、あかぎれは手、指のどこか部分的に肌荒れがおこる

季節に関係なく広い範囲で手荒れが起こり、かゆみを感じる場合は主婦湿疹の可能性が大きいといえるでしょう。

主婦湿疹の原因とは?

主婦 家事 手荒れ

主婦湿疹を起こしてしまう主な原因は、以下のような点が挙げられます。

  • 強い洗浄力の洗剤を素手で使っている
  • 水仕事をする機会が多い
  • もともと皮脂の分泌量が少ない
  • 敏感肌、アレルギー体質、アトピー体質である

これらの原因が重なると主婦湿疹を起こしやすいと考えられています。

ただし、生活習慣だけでなく、本人の肌質や体質などが関係するため、発症の有無や症状の程度は人それぞれといえます。

日常のこんな作業が主婦湿疹の原因に

◇洗剤や化学繊維など外部刺激によく触れる

水仕事をたくさんおこなうことで手の皮膚の皮脂が失われると、本来肌が持っている保護機能が乱れてしまいます。

すると、手に触れる様々なもの、洗剤やシャンプーなど洗浄成分の刺激が強いもの、段ボールや化学繊維の布など通常なら刺激にならないものまで、弱くなった皮膚には刺激に。

刺激による主婦湿疹の初期症状としては、手や指の広範囲が乾燥してゴワゴワとし、ひび割れが起こります。その傷口が炎症を起こして、赤みやかゆみが発生することも。

◇アレルギー物質に触れる

手の皮膚の保護機能が低下すると、特定の物質にアレルギー反応を起こしやすく、主婦湿疹ができることがあります。

アレルギーの原因となるアレルゲンは人それぞれですが、生活や仕事で接触する物質が原因となります。多いのがアルコールなどの消毒液、ヘアカラーをする時に使用する染色剤、ゴム硬化剤など。

水泡ができたり皮膚が赤くなったりし、かゆみが強く出るのが症状の特徴です。

主婦湿疹の治し方は?

主婦湿疹 治し方 ハンドクリーム 手

主婦湿疹は手の皮脂が失われることが根本の原因となっているので、皮膚に潤いを与えて、保護機能の低下を防ぐことが有効です。

主婦湿疹の症状の度合いによって、適したクリームや薬は異なります。

乾燥性の主婦湿疹にはハンドクリームやワセリンを

カサカサと乾燥がひどい主婦湿疹であれば、保湿をする目的で、ハンドクリームやワセリンを使って治しましょう。

「ヘパリン」「尿素」などは肌に潤いを与えるので、これらが配合されたハンドクリームを選ぶといいでしょう。ただし、手荒れがひどくパックリと割れて傷ができているときには、傷に尿素が染みることがあるので注意が必要です。

手に傷がある場合は、刺激が少ない「ワセリン」がおすすめです。手の水分の蒸発を防ぎ、肌の表面を保護してくれます。

炎症や水泡には皮膚科でステロイド外用薬を処方してもらう

傷口が炎症して水泡ができる、皮膚が赤くなる、というような症状が現われたら、皮膚科でステロイド外用薬を処方してもらいましょう。

前に挙げた「ヘパリン」「尿素」「ワセリン」には炎症を抑える効果がないので、症状が悪化していると感じたら医師に相談することをおすすめします。

主婦湿疹に市販薬はある?

市販薬 薬局 ドラッグストア

市販薬の中にも、主婦湿疹を治すためのステロイド外用薬が売っています。皮膚科に行かずに緊急に治したいときは、薬剤師に相談して市販薬を選びましょう。

注意点として、ステロイド外用薬を使用する場合は、用法・用量をきちんと守るようにしてください。

主婦湿疹の症状がひどい場合は皮膚科に相談しよう

医師

主婦湿疹が炎症を起こして水疱ができてしまったり、かゆみが強い場合は、迷わず皮膚科に行きましょう。

炎症を起こしているときは、症状に合わせてステロイド外用薬が処方されます。ステロイド外用薬は副作用の心配がありますが、医師の指示どおりに使えば安心です。

また、ステロイド外用薬はあくまでも炎症を抑える薬なので、主婦湿疹の予防のためには、毎日の保湿ケアが大切です。

皮膚科でも、プロペトなどワセリンから不純物を取り除いて精製した保湿剤が処方されることがあります。このような保湿剤を1日に何回も塗リ続けることで、皮膚の保護機能の回復を助けることが可能です。

なお、かゆみが非常に強くストレスに感じるようであれば皮膚科で相談してください。抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤を処方してくれ、主婦湿疹の悪化を防ぐことができます。

主婦湿疹の予防に日常生活で気を付けたいこと

ママ 手

主婦湿疹を治すためには、手を休ませてあげるのが一番ですが、毎日家事で忙しい主婦はそうはいきませんよね。そこで日常生活で気を付けることのできるポイントをご紹介します。

  • 綿手袋の上にゴム手袋をはめて、食器洗いなどの水仕事をする
  • 1日に何回も手にハンドクリームを塗って皮膚を保湿する
  • シャンプー、ハンドソープは低刺激のものを選ぶ
  • 水仕事の時以外も綿手袋をして家事をする
  • 夜寝る前には手をしっかりと保湿して綿手袋をはめる

注意したいのが手袋の素材です。主婦湿疹に刺激となってしまうのを避けるため、肌の組成に近い綿100%素材の手袋がおすすめです。ゴム手袋を直接手にはめるのも刺激となることがありますので、下に綿手袋をはめるのを忘れずに。

面倒なようですが、地道に毎日の生活で気を付けてあげることで主婦湿疹は改善されますので、これらの点に気を付けて主婦湿疹になりにくい習慣を身に付けましょう。

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