産褥期の過ごし方とは?産後1~2ヶ月の注意点と生活の仕方

妊娠・出産を経験した人であれば産褥期という言葉を耳にしたことがあるでしょう。妊娠・出産という大仕事を終えて、心身共に大きく変化する女性にとって、大切な体の回復期間を指します。今回は、快適な産後の生活を送るために知ってもらいたい、産褥期の過ごし方や、やってはいけない注意点について詳しくご紹介します。

産褥期とは?期間は?

ママ 赤ちゃん

産褥期とは、おおむね産後1ヶ月~2ヶ月を目安に、出産で消耗した体力や、エネルギーを回復させるための産後の期間のことを指します。

身体の状態が戻るまでの期間は個人差があるので、自分自身の身体や心としっかり向き合いながら、無理せず過ごすことが大切です。

産褥期の注意点とは?

注意 要点 ポイント

なるべく外出を控える

どうしても外せない用事などがない限り、産褥期は不要な外出を控えるようにましょう。

産褥期は体力が落ちているので、何気ない運動や動作でも疲れやすくなっています。また、免疫力が低下していると、感染症などにかかりやすくなっている可能性があります。

特に冬場など、風邪やインフルエンザが流行っている時期には、なるべく自宅でゆっくり過ごすようにしてください。

無理をしない

産褥期に無理に動くと、産後の身体の回復を遅らせてしまうといわれています。家事に励むママもいますが、産褥期はなるべく赤ちゃんと一緒に身体を休めるようにしてください。

また、無理に動くことで、子宮の回復がうまく進まず、産後1ヶ月程度で治まるはずの悪露が長引いてしまう場合もあります。赤い血の混じっている悪露が2~3週間続いている場合は、早めに医師に相談しましょう。

産褥期の回復を早める過ごし方は?

女性

産褥期をどのように過ごしたかによって、身体の回復の経過は変わっていきます。生まれたばかりの赤ちゃんとの健康な生活のためにも、まずは身体をしっかり休めることが大切です。

以下では、産褥期の回復を早める過ごし方についてポイント別にまとめました。

1:安静に過ごすことを最優先する

産褥期は、まずは出産でエネルギーを使った身体をしっかり休めることが必要です。妊娠中と同様に、産褥期も過度な運動を控える、重いものは持たないなどを心掛け、身体を労わってあげましょう。

身の回りのことをするときも「疲れた」と感じたらすぐ休み、無理をしないように注意してください。

2:睡眠時間をしっかり確保する

産褥期は赤ちゃんにつきっきりになると、生活が不規則になりがちです。赤ちゃんが眠っているときは一緒に眠るなど、睡眠時間をしっかり確保するようにしましょう。

「赤ちゃんが寝ている間に家事を終わらせよう!」など予定を詰め込みすぎると、身体に負担がかかってしまいます。家事や用事よりも、睡眠を優先する習慣をつけてください。

3:病気やウイルスを寄せ付けないように、清潔な状態を保つ

出産で体力を使い免疫力が下がっている産褥期は、例え弱いウイルスでさえもこじらせてしまう恐れがあります。身の回りを清潔に保ち、家族が体調を崩しているときは、生活スペースを分けるなど細心の注意を払いましょう。

また、産褥期にやむを得ず外へ出るときには、電車や人ごみをなるべく避けてください。

4:無理のない範囲で産褥体操・骨盤体操をする

産褥期は、基本的には安静にしていなければいけませんが、徐々に回復してきたら無理をしない程度に身体を動かすことも大切です。

出産後の体型戻しに効果的な「産褥体操」や「骨盤体操」などをおこないましょう。妊娠によって変化したスタイルを戻したり、開いた骨盤を戻したりするような効果があります。

5:家族や周囲とコミュニケーションをとる

産褥期は周囲の力を借りることも大切です。旦那さんや自分の両親、親戚など、周囲の人達とコミュニケーションをしっかりとるようにしましょう。

一人で負担を抱え込まずに、周りの人を頼りながら育児に向き合いましょう。

6:自分を追い込まない

産褥期に身体を休めているとき、「寝てばかりいていいの?」と思いはじめ、自分を責めてしまうママもいます。

周りのママと比べて自分を追い込んでしまうと、産後うつにつながりかねません。休むときにはしっかり休むことも、ママの大切な仕事です。

7:家事や身の回りのことを無理にやろうとしない

大がかりな掃除や家事などは、産褥期にはまだ手をつけないでおきましょう。

毎日の家事・買い出しなどについても、すべて自分一人でやろうとせずに、家族や友人、ヘルパーさんや宅配業者などの力を借りることもおすすめですよ。

8:外出は1ヶ月検診を終えたら

ママと赤ちゃんの健康状態を確認するための1ヶ月検診を終え、問題ないと診断されたら、少しずつ外へ出る機会を増やしましょう。

ただし、産褥期に一度に多くの用事を済ませようとするのは厳禁です。数十分~1時間程度の外出から始めて、少しずつ体を慣らしていきましょう。

9:産後ダイエットは1ヶ月検診以降に始める

妊娠中は体重が増えると共に体型が乱れがちなうえ、産褥期は胃腸が久々にお腹内部で自由になるため、食欲が旺盛になります。

だからといって、産褥期の産後ダイエットは控えてください。体調が回復し、1ヶ月検診以降を目安として、徐々にダイエットを始めていきましょう。

産褥期は穏やかに過ごそう

赤ちゃん ママ

産後は、新しい生活がはじまるという思いから、気が張ってしまいがちです。

やさしく相手思いのママほど、自分のことよりも赤ちゃんや家族のことを優先してしまいがちです。しかし、産褥期は自分自身をしっかりケアするための大切な器官です。

産褥期は、まずはできるだけ一緒にゆっくり過ごすことを優先して、これからの育児へ備えましょう。

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