母乳育児中にできる乳首の白斑の原因や治し方は?

母乳育児中のおっぱいトラブルのひとつが、乳首にできる白斑(はくはん)です。授乳のときにおっぱいに痛みを感じたら要注意。白斑が悪化すると、しこりができたり、乳腺炎に繋がる可能性があります。今回は、母乳育児中の乳首にできる白斑の原因、治し方、セルフケアの方法についてご紹介します。

母乳育児中にできる白斑とは?

母乳を飲む赤ちゃん

母乳育児をしていると、乳首の乳頭に白色や透明のニキビのような斑点ができることを「白斑(はくはん)」といいます。白斑は母乳が乳腺に詰まっている状態です。

白斑の症状が悪化すると、ニキビのような斑点は水ぶくれのように膨らむことがあります。また、乳首にできた白斑は、赤ちゃんが母乳を飲むときに痛みを感じます。

白斑は放っておくと乳腺炎に繋がる可能性があるため、早めの対処が大切です。

白斑の原因は?授乳方法に問題があるの?

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白斑の主な原因は、母乳が乳腺に詰まったり溜まってしまうこと、また授乳時の赤ちゃんの吸い方のクセによる乳首への負担などが挙げられます。

以下では、さらに細かく白斑の原因となり得る事項をご紹介します。ご自身の授乳の回数や姿勢をイメージして、何か対処・改善できることはないか見直してみてください。

授乳の回数が少ない、間隔が長い

赤ちゃんを保育園等に預けているなど、授乳の回数が少ない場合は、母乳が溜まりやすく白斑の原因に繋がります。

いつもより授乳の間隔を空けたり、一時的に断乳するときは母乳が溜まってしまうので注意が必要です。

脂質や塩分の多い食事

食事とおっぱいトラブルの関係は、はっきりとした医学的根拠が証明されている訳ではないものの、母乳外来や母乳相談室では食事指導をすることもあり、脂肪分や塩分の少ない和食がおすすめされる傾向があります。

授乳中に、脂肪分や塩分の多い食事、甘いスイーツ、お餅を摂り過ぎると、血液の流れが悪くなり、母乳がドロドロになり詰まりやすくなると考えられています。

授乳時の姿勢、赤ちゃんの抱き方

母乳をあげるときのママの姿勢や、抱き方が適切ではない場合、赤ちゃんは上手におっぱいに吸い付くことができません。

また、毎回同じ向きでおっぱいを吸っていると、乳首に偏った負担がかかり、白斑ができる原因となります。

赤ちゃんのおっぱいの吸い付き方

生まれてきたばかりの赤ちゃんは、まだ母乳を吸うことに慣れていません。上手におっぱいに吸い付けない場合があります。

赤ちゃんのおっぱいへの吸い付き方が浅いことも乳首に負担をかけ、白斑の原因となってしまいます。

母乳育児中の白斑は病院に行くべき?

医師 病院

基本的には自然に治る

白斑ができても、痛みがない場合や痛みが少なく授乳を続けられる場合は、授乳方法を見直すなどして自然に治すことができます。

授乳方法など母乳のことでわからないことがある時は、助産師さんや母乳相談室で相談すると安心です。

痛みや不調を感じたら母乳外来に相談を

おっぱいの傷みが1週間以上症状が続く、母乳をあげられない、おっぱいにしこりがある、発熱がある、などの症状がある場合は、病院の母乳外来を受診してください。

おっぱいのしこりは、乳腺が詰まってできるものが大半です。授乳をしているうちに自然と解消されることがありますが、悪化するとしこりの痛みが強くなったり、高熱が出たり、乳腺炎を引き起こす可能性もあります。

白斑が悪化し乳腺炎になると、ママにも赤ちゃんにも大きな負担がかかります。気になる母乳トラブルは、早めの対処を心掛けましょう。

母乳育児中の白斑の治し方、自宅できる対処法は?

授乳中の赤ちゃんとママと搾乳器

母乳育児中の白斑の治し方について、ホームケアで取り入れられる方法をご紹介します。乳腺炎の予防としても効果的なので、母乳育児中の人はぜひ試してみてください。

授乳回数、授乳時間の見直し

白斑を悪化させないためには、母乳が溜まり過ぎないようにすることが大切です。いつもより意識をして、授乳回数を増やしたり、授乳間隔が開き過ぎないようにしてみましょう。

授乳の姿勢、赤ちゃんのくわえ方の見直し

赤ちゃんがおっぱいに上手に吸い付くことができるように、抱っこの方法や吸わせ方を見直します。

最初に飲ませるおっぱいが、左右どちらかに偏らないようにすることも大切です。

赤ちゃんの口の中におっぱいが深く入っていないときは、乳首がすべて隠れるぐらい深くくわえられるように、最初からやり直しましょう。

搾乳する

赤ちゃんを預けるときなど、授乳の間隔が開いてしまうときや、母乳が溜まってしまったときは、母乳を詰まらせないように搾乳しましょう。

おっぱいに母乳が溜まって赤ちゃんが吸い付きにくそうな場合も、最初に自分で母乳を絞り出してから授乳すると、吸い付きやすくなるのでおすすめです。

また、授乳後に母乳が溜まっていると感じる場合も搾乳します。白斑と乳腺炎の予防に効果的です。

血行をよくする

血行をよくすることは母乳の流れをよくすることに繋がります。体を締め付けない下着や洋服を選んだり、身体が冷えないように気をつけることは、白斑を治すためにも効果的です。

食事の見直し

乳首に白斑ができているときは、脂肪分が多い食事や、身体を冷やすような食事に気をつけましょう。また、母乳育児には、常温の水や温かいお茶(ノンカフェインのもの)でこまめに水分補給をすることも大切です。

乳首に刺激を与えない

「白斑が気になるから」と乳首をつついたり頻繁に触ると、白斑が悪化したり細菌に感染する恐れがあります。

白斑ができているときには、必要以上に刺激を与えない、清潔な手で触るなど、乳首に負担をかけないように注意しましょう。

白斑の予防・改善に母乳のあげ方を見直そう

授乳をする赤ちゃんとママ

授乳のときに乳首に痛みがあると、母乳育児を続けるのがつらくなってしまいますよね。特に初めての母乳育児では、白斑や乳腺炎などのおっぱいトラブルが起きやすいものです。

白斑ができてしまったときは、早めの対処を心掛け、乳腺炎に悪化しないように気を付けてください。

まずは白斑を未然に防げるように、毎日の授乳の姿勢や回数を見直しましょう。それでも乳首・乳頭の痛みがひどく授乳がつらい場合や、おっぱいにしこりや発熱がある場合は、我慢せずに早めに病院を受診してくださいね。

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