妊婦は岩盤浴やサウナに入れる?妊娠中に身体を温めるリスクとは?

妊婦さんにとって冷えは大敵…というものの、岩盤浴サウナへは行っても問題はないのでしょうか?もともと岩盤浴は、芯から身体を温め、老廃物を排出したりデトックス効果のある健康的なもの。しかし、妊婦さんが岩盤浴を利用している姿はあまり見たことがないですよね。お腹の赤ちゃんのことも心配です。妊娠中の岩盤浴やサウナの利用におけるリスクや注意点をまとめました。

妊婦の岩盤浴やサウナは自己責任!

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妊娠中は身体を冷やさない方がよいので、温めるようにすすめられます。そのため、妊婦さんが岩盤浴やサウナへ行っても問題ないように感じてしまいます。

しかし、妊婦は循環血液の量が増えていて、血管が拡張しているため、脳性貧血(めまいや意識が遠のく症状)を起こしやすいです。岩盤浴やサウナのように蒸し暑い環境に長時間いると、身体が温まり血管が拡張しやすく、気分が悪くなる可能性が高いです。

妊娠中の岩盤浴やサウナについての見解は医師によって異なり、明確に禁止されている訳ではありませんが、かかりつけの産科医に相談することをおすすめします。短時間であれば、妊婦さんも岩盤浴を利用してもよいとしている医師もいます。

妊婦さんの岩盤浴やサウナの利用は、自己判断に委ねられる部分が大きいです。いずれにしても、妊婦さんが岩盤浴へ行くことで、以下のようなリスク・注意点があることをあらかじめ知っておくことが必要です。

妊婦が岩盤浴を利用する際のリスク・注意点とは?

注意 リスク ポイント 医師

1.脱水症状

岩盤浴は大量に汗をかきます。本来であれば、汗をかくことでデトックス効果があることから人気の施設です。しかし、妊婦さんにとって脱水症状は危険。過度に汗をかく行為は避けた方がよいですね。岩盤浴やサウナに限らず、長風呂や温泉も注意しましょう。

2.脳性貧血

妊婦さんの場合、岩盤浴やサウナに入っていると、頭がクラクラとするめまいが起きたり、フワフワと意識が遠のくことがあります。これは単純なのぼせではありません。妊婦さんは身体が温まると、血管が拡張し、脳性貧血を起こすことがあります。これ、妊婦さん自身やお腹の赤ちゃんにとっても危険です。

3.転倒する危険

岩盤浴で脳性貧血が起きてしまった場合、足元がふらついて転倒してしまう可能性があります。そうでなくても、岩盤浴やサウナ、温泉は、床が滑りやすい環境です。妊娠中はお腹が重く、体のバランスを取りづらくなっているため、転倒に繋がりかねません。転倒は、流産のリスクや、頭を打ってしまう危険があります。

4.施設の衛生状態に不安がある

岩盤浴の衛生状態は店舗によって様々ですが、不特定多数の人が使う公共施設です。営業時間内は清掃せずに、営業が終了してから清掃する岩盤浴も多いです。岩盤浴は温度や湿度も高く、細菌が繁殖しやすいうえ、妊婦さんは妊娠前に比べて免疫力が落ちているので注意が必要です。

5.放射線リスクの心配

岩盤浴の岩石の種類にもよりますが、ラジウムなどの微量の放射線が放出されているケースがあります。人体には影響がないといわれているものの、お腹の赤ちゃんへの影響となると、余計な心配は除きたいですよね。

6.胎児の神経発達を阻害する可能性

岩盤浴の温度は、大抵40~55℃に設定されています。妊婦さんが直接お腹を高温で温めると、胎児の神経発達を阻害してしまうリスクがあるといわれています。妊婦さんがカイロを使ってはいけないとされているのもこの理由から。同様に、岩盤浴でお腹を直接温めないようした方が安心です。

妊婦の岩盤浴はリスクを把握したうえで利用しよう

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妊娠から出産まで、およそ10ヶ月前後。その間、妊婦さんは制限されることが多く、ストレスを抱えることもあります。岩盤浴やサウナですっきりしたい気持ちになることもあるでしょう。

ただし、過度に身体を温めたり汗をかくことは、妊婦さんと胎児によくない影響を及ぼす可能性があります。岩盤浴はリスクを把握したうえで、自己判断で利用することが大切です。心配なときは、かかりつけの産科医に相談しながら、注意点を守って岩盤浴を利用するようにしましょう。

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