赤ちゃんは温泉にいつから入れる?注意点や楽しみ方は?
赤ちゃんの温泉はいつから大丈夫?
赤ちゃんと温泉に行くときに気になるのが「いつから温泉入れる?」ということ。新生児~1歳までの月齢の小さな赤ちゃんは特に心配です。赤ちゃんの温泉デビューの時期に明確な決まりはありませんが、首がすわってないうちはやめておいた方がよいでしょう。首がすわる生後3ヶ月頃がひとつの基準になりますが、この頃もまだお座りができない時期なのでおすすめできません。
生後7ヶ月を迎える頃には腰もすわり、一定時間座っていられるようになります。赤ちゃんの温泉デビューは、早くてもこの時期を過ぎてからがおすすめ。ただし、温泉旅行に限らず、遠出の外出は赤ちゃんの負担になる可能性がありますので、無理しないようにしましょう。
赤ちゃん同伴OKか事前に旅館に確認しよう
また、温泉旅館によっては、「おむつのはずれていない赤ちゃんの入浴は禁止」と定めている場合があります。旅館に到着してからがっかりしないためにも、予約の際に事前に確認しておきましょう。
赤ちゃんを温泉に入れるときの注意点は?
せっかくの温泉デビュー赤ちゃんにとって負担にならないように、次のことに気を付けるようにしましょう。
温泉の温度
温泉は大人でさえも熱いと感じる時がありますよね。赤ちゃんの沐浴には38~40℃の温度のお湯がよいといわれていますが、温泉によってはそれよりも温度が高い場合も。「源泉かけ流し」の温泉は人気ですが、赤ちゃんにはそうもいきません。
季節によっても温泉の温度が変わるので、旅館を予約する際に事前に確認しておくと安心です。最近では、大浴場にベビーバスを用意してくれている旅館もあります。
温泉の泉質
温泉の泉質はお湯に含まれる化学成分の量で決まります。酸性泉の温泉の中には、赤ちゃんの肌には刺激の強い場合も。酸性泉の温泉に入れない訳ではありませんが、長湯はおすすめできません。硫黄泉も匂いが強いので避けた方がよいでしょう。
赤ちゃんには単純泉が向いています。旅館によっては真湯を用意してくれる場合がありますので、こちらも事前に確認してみるとよいですね。
浴場の照明
旅館の中には、雰囲気を出すために浴場の照明をわざと暗めにしているところがあります。浴場が暗いと転倒の危険性や、赤ちゃんが怖がって泣いてしまう可能性があります。ホームページなどで、施設の雰囲気を確認してみるとよいですね。
赤ちゃんとの温泉をより楽しむために
温泉に入る前の準備
旅館に到着したらすぐに温泉に行きたくなりますが、まずは部屋でひと休みしましょう。旅行の長時間の移動によって、赤ちゃんは疲れています。休憩とあわせて水分補給もしっかりしておきましょう。また、温泉浴場は他の人も使っている公共施設です。浴場で赤ちゃんがおしっこやうんちをしないように、タイミングを見計らって温泉に向かいましょう。
交代で赤ちゃんのお世話をする
赤ちゃんと一緒だと、せっかくの温泉も長湯できませんよね。もしも、夫婦で行くのであれば、交代で赤ちゃんをお世話して温泉を楽しむのもひとつの手。また、おばあちゃんや女性の家族と一緒に行って、サポートしてもらうのもおすすめです。
貸し切り風呂がおすすめ
もし余裕があれば、貸切風呂のある旅館や個室に温泉が付いている部屋がおすすめです。他の人に気を遣うことなく、家族で温泉を楽しめます。
事前準備をして赤ちゃんとの温泉を楽しもう
赤ちゃんとの温泉旅行は注意することもあり、神経を使いますが、きちんと事前に準備をすれば十分に楽しめます。旅館に着いてからがっかりしたりバタバタするよりも、予約の段階で赤ちゃん連れにやさしい旅館か確認しておくことをおすすめします。温泉に行ってリフレッシュするはずだったのに、「逆に疲れた」なんてことにもなりかねません。
最近では、赤ちゃん連れの温泉プランも充実しています。旅行サイトで特集が組まれているので、ぜひ参考にしてみてください。ファミリーフレンドリーな旅館を選んで、赤ちゃんとの温泉旅行を楽しみましょう。
関連キーワード
お風呂