【助産師監修】産後の理想的な体重の減り方!体重の減らし方、ダイエットのコツは?

産後は焦って体重を戻そうとしても、思うように体重が減少しなかったり、育児でダイエットに集中できなかったりと悩んでいるママは多いはず。今回は、産後の理想的な体重の減り方、赤ちゃんのお世話をしながらできるダイエットのコツについてご紹介します!

産後の体重の理想的な減り方とは?

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妊娠中に増えた体重は、出産を終えると時間をかけて自然と元に戻ることが多いです。しかし、中にはなかなか体重が減らず、体型も元どおりにならない人もいます。

ただし、産後は身体が本調子ではないので、無理な体重の落とし方をするのもよくありません。ダイエットに取り組む前に、まずは理想的な産後の体重の減り方について把握しておきましょう。

時系列に沿ってご紹介します。

出産直後

出産すると、まずはお腹の中にいた赤ちゃんと羊水や胎盤などの分の体重が減ります。そのため個人差がありますが、病院を退院する頃には平均して4kg前後の体重が減っていることが多いです。

産後1ヶ月頃(産褥期)

1ヶ月経っても出産直後の体重から変わらないという声が多く聞かれますが、産後1ヶ月頃はまだまだそれほど体重は減りません。

それもそのはず、出産という大仕事を終えた産後ママの身体は、深くダメージを受けています。そのダメージから回復するための産後1ヶ月頃までを「産褥期(さんじょくき)」といいます。産褥期は自分と赤ちゃんのことを中心に考え、あまり無理をしないこと、疲れたら横になれる環境が理想といわれています。

1ヶ月健診が終わるまでは、激しく体を動かすことはできるだけ控えた方がよいとされています。実家に帰省してゆっくり身体を休めるママも多いでしょう。

産後間もないこの時期は、ダイエットよりも、まずは身体の回復を優先させましょう。特別なダイエットをしなくても、母乳育児をしていると自然と体重が減っていくことが多いです。

産後3ヶ月頃まで

産後2~3ヶ月頃になるとさらに3~4kg程度減り、特に完全母乳の場合は、妊娠前の体重近くに戻る人が増えてくる時期です。

授乳に加えて、慣れない育児や毎日の家事などに追われて自然に痩せるという人もいます。

一方で、体重が思うように減らない人も出てきます。体重が思うように減らない場合、産後3ヶ月頃から徐々にダイエットを意識してもよいでしょう。ただし、極端な食事制限はおすすめしません。

摂取エネルギーに気を付けるほか、骨盤矯正がダイエットのポイントとなります。

妊娠~出産で歪んだ骨盤を放っておくと、開いた骨盤の間に内臓が下がってきます。その結果、下腹のぽっこりお腹に繋がったり、骨盤周りの筋肉が上手く働かず、お腹周りに脂肪を溜めやすくなってしまうのです。

骨盤矯正をすることで、代謝や血液の巡りもよくなるので、産後の体重にも変化が現われやすくなります。

産後6ヶ月頃まで

産後6ヶ月頃には、おおよそ妊娠前の体重に戻る人も多いです。あと1~3kg残っているという人もいます。10ヶ月かかって増えた体重は、10ヶ月から1年ほどかけて落とすのが理想的です。

母乳をあげている人で、赤ちゃんが離乳食を3回しっかり食べるようになっても食欲旺盛な場合は、食べる量に気を付けるようにしましょう。この頃には、母乳の回数や飲む量が減っていると考えられますので、母乳で消費するカロリーは少なくなっています。

産後の体重の減らし方のコツは?

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バランスのよい食事や適度な運動、母乳育児もしているのに体重が減らない…という人は、摂取カロリーが消費カロリーを大きく上回っている可能性が高いです。自分の食生活を見直して、改善するところがないか考えてみましょう。

また、育児や家事に追われて忙しい毎日でも、産後の体重を減らすために、様々な面からアプローチしていくことがダイエット成功のコツです。産後の体重を効果的に減らす、おすすめのダイエット方法をご紹介します。

1.母乳育児中の食生活

赤ちゃんに母乳をあげることも、自然と体重を落とすことに繋がります。最近のママたちは健康食への意識が高く、摂取カロリーが高過ぎる方が珍しいともいわれています。

ただし、消費エネルギーよりも摂取エネルギーが過度に大きければ、太るのは当たり前です。授乳中はプラス350kcal/日のエネルギーが必要といわれていますが(※1)、授乳中だからといって食べ過ぎには注意しましょう。

栄養が極端に偏った食事は避けて、バランスのよい食事を心掛けましょう。

2.赤ちゃんとのお散歩

1ヶ月健診を終えて問題ないと医師の許可をもらえたら、赤ちゃんとのお散歩や外気浴を楽しめるようになります。赤ちゃんと一緒に少しずつお散歩に出かけましょう。

赤ちゃんをベビーカーに乗せて近所をお散歩したり、一人で歩くときは早歩きをしたりするのも体重減少に効果的です。基礎代謝を上げるためにも、無理のない範囲で有酸素運動をして産後の体重にアプローチしましょう。

3.骨盤矯正

出産で開いた骨盤は、徐々に元の位置に戻ってきます。しかし、骨盤が適切な位置に戻らないとぽっこりお腹や健康に影響を与える原因になります。

体重を戻すだけでなく体型をきれいにするためにも、骨盤矯正に効果的な運動をしたり、補正下着や骨盤ベルトをつけたり、スクワットをしてインナーマッスルを鍛えると効果的です。

また、妊娠中は運動量がぐんと減るので、産後のママの身体は筋力が低下しています。筋肉を取り戻して基礎代謝を上げ、体重減少に働きかけることも大切です。

4.ストレス発散で体重にアプローチ

食事や運動に気をつけても、産後の体重がなかなか減らない…と悩んでいる人はいませんか?もしかすると、慣れない育児と家事の両立で、ストレスを抱えていることが原因かもしれません。

ストレスは暴飲暴食に繋がったり、慢性的な身体のだるさが抜けなかったりするママも多いです。育児に疲れてきたな…と思ったら信頼できる家族や友人に赤ちゃんを預けて1人の時間を楽しむことも必要ですよ。

ママが一人になって休憩することに罪悪感を持つことはありません。人間として休息は必要です。

育児に終わりはありません。ストレスを抱え込んで育児を続けるよりも、1日だけお休みをして、また笑顔で赤ちゃんに向き合うことで、体重も自然と減っていくかもしれません。

産後の体重は無理せずコツをおさえて上手に減らそう

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産後、自然に戻らない頑固な体重を減らすには、食事を見直すなどダイエットが必要です。ですが、産後はママ自身の体調や赤ちゃんのお世話、毎日の家事で、思うようにいかないことも多いでしょう。

体重がなかなか減らなくても、まずは無理をせずにストレスを抱え込まないことが大切です。今回ご紹介したような無理せずできるダイエット方法を試しながら、上手に産後の体重をコントロールしていきましょう。

※1 参考文献:日本人の食事摂取基準(2015年版)の概要

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