赤ちゃんのおくるみは手作り!不器用ママでも簡単な作り方
おくるみとは?手作りできるもの?
赤ちゃんの身体をくるむための、大きめの布のことを「おくるみ」といいます。生まれて間もない新生児から生後3~4ヶ月頃までおくるみを使用しているママ・パパが多いそうです。
赤ちゃんは生後3~4ヶ月になると身体を活発に動かし始めます。おくるみが赤ちゃんの動きの邪魔になる頃までを目安に、おくるみで身体をやさしく包んであげることをおすすめします。
おくるみで赤ちゃんを包むメリット
- 抱っこがしやすくなる
- 防寒になる
- 日除けになる
- 赤ちゃんの身体が安定する
- おくるみで包まれることによって、安心感を得られる
赤ちゃんの移動手段といえば、ママやパパの抱っこが基本です。おくるみで身体が包まれると、赤ちゃんの身体も安定するので首がすわる前でも安心して抱っこすることができます。
おくるみは手作りできる?
おくるみは単純な形をしているので、お裁縫が苦手というママでも簡単に手作りすることができます。
手作り初心者で不安…というママには、手作りする際に必要な材料と裁断された記事がセットになっている「手作りおくるみセット」なども販売されています。
手作りおくるみセットには、おくるみの作り方の説明書が付いていたり、手作りおくるみに必要な細かい材料も入っているので、おくるみを簡単に手作りすることができます。
おくるみを手作りするときの生地選びのポイント
ポイント1.素材選び
おくるみは赤ちゃんの肌に直接触れるものなので、通気性がよく汗の吸収が良い素材を選びましょう。大人に比べて汗っかきの赤ちゃんには、綿100%のおくるみで手作りしてあげることがおすすめです。
寒い冬場は、暖かいポリエステルやフリース素材も防寒に最適。季節によって気温も変わるので、状況に応じて手作りおくるみの生地を選んであげるようにしましょう。
ポイント2.肌触り
赤ちゃんの肌に直接触れる部分の肌触りがザラザラしていたり固いと、デリケートな赤ちゃんの肌を傷付けてしまう可能性があります。おくるみを手作りする時は、赤ちゃんの肌に刺激や負担がかからない肌触りか確認してから手作りしましょう。
ポイント3.生地の厚み
おくるみを手作りするために用意した生地が薄くて気になる場合は、赤ちゃんの肌に触れる内側の布と外側にくる外布を二枚合わせにして使いましょう。内側にくる布は、ガーゼやタオル地のような肌触りの生地がおすすめです。
吸水性や風邪通しに優れた素材で手作りすれば、汗っかきの赤ちゃんも快適に過ごすことができます。
手作りおくるみ1:ダブルガーゼのおくるみの作り方
ダブルガーゼとは、二重になっているガーゼ生地のこと。ガーゼ特有の通気性の良さ・やわらかな肌触りはキープされているので、おくるみに最適!赤ちゃんが動きまわっても解けにくく、窮屈さが無いこともダブルガーゼが手作りおくるみにおすすめのポイントです。
ダブルガーゼのおくるみの材料
- 95cm×95cmのダブルガーゼ生地2枚(表用・裏用)
- 25cm×25cmのダブルガーゼ生地1枚(フード用)
- 生地の色に合った糸
ダブルガーゼのおくるみの作り方
1.生地をそれぞれ裏向けにする
2.【おくるみ部分】外まわり5cmは縫いしろにして、中央に90cm×90cmの正方形を書く
3.【フード部分】外まわり5cmは縫いしろにして、中央に25cm×25cmの正方形を書く
4.おくるみ部分に使う2枚の布を中表に合わせる
5:その間に三角に折ったフード用の生地を挟む
6.重なったおくるみの三辺の端を縫う
7.縫っていない1辺から生地を裏返す
8.開いている最後の一辺の端を中へ折り込んで、端を四辺全て縫えば完成です!
手作りおくるみ2:キルトのおくるみの作り方
手作りおくるみの生地に厚手のキルトニットを使うと、赤ちゃんをそのまま寝かせても負担が少なく安心です。生地が厚いので、肌掛けやプレイマットの代わりにも使えます。
手提げバックなどを手作りする時に使うキルティングはややごわつきがあり、生地自体の収縮性がないのであまりおすすめできません。おくるみを手作りするときには、キルトニット生地を選びましょう。
キルトニットのおくるみの材料
- 90cm×90cmのキルトニット生地
- 90cm×90cmのガーゼ生地
- バイヤステープ400cm
- 生地の色に合った糸
キルトニットのおくるみの作り方
1.キルトニットとガーゼ生地は中表で合わせ、四隅の角を丸く取ります
2.バイヤステープを合わせた生地の4辺に沿わせて挟み込み、まち針で留めます
3.ミシンでバイヤステープの上から縫い合われば手作りおくるみの完成です!
キルトニットには化繊が含まれているので、手作りする時はおくるみの外側に使うようにしましょう。赤ちゃんの肌に触れる内側をガーゼにすれば、お肌への負担がかからず安心の手作りおくるみになります。
手作りおくるみおくるみ3:バスタオルおくるみの作り方
赤ちゃんのお風呂は手際よく行わなければ、赤ちゃんが湯冷めして体調を崩してしまう可能性があります。そんな時にバスタオルの手作りおくるみが一枚あると、毎日のお風呂タイムにとても重宝します!
ベビーバスのすぐそばにバスタオルの手作りおくるみを広げておけば、お湯から上がった赤ちゃんをすぐに包んであげることができ、湯冷めの心配もありません。バスタオルの上なら、そのまま保湿ケアもできるのでとても便利です!
バスタオルおくるみの材料
- 厚手のバスタオル1枚
- 薄手のバスタオル1枚
- 生地の色に合わせた糸
バスタオルおくるみの作り方
1.厚手と薄手のバスタオルは同じ大きさのものを選ぶ
2.2種類のバスタオルを正方形に裁断する
3.裁断したバスタオルは中表で合わせて、返し口を残して縫い合わせる
4.返し口から生地を裏返す
5.返し口の端を中に折り込んで、縫い合わせれば手作りおくるみの完成です!
赤ちゃんのためにおくるみを手作りしよう
赤ちゃんの手作りおくるみの作り方はわかりましたか?手作りでお裁縫をするとなると、ちゃんと仕上がるのか不安な気持ちになるママも居ると思いますが、手作りおくるみの作り方はとても簡単。ほぼ生地を切って縫い合わせるだけで完成するのです。
妊娠中などお家で過ごす時間を活用して、これから生まれてくる赤ちゃんのためにおくるみを手作りしてみませんか?心のこもった手作りおくるみで赤ちゃんをやさしく包み、リラックスさせてあげましょう。
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