赤ちゃん・新生児の便秘の解消法は?マッサージ、母乳改善、綿棒浣腸など

赤ちゃんは成長に伴いうんちの回数が減っていくこともあり、便秘の判断が難しいところ。一方で、およそ80%の赤ちゃんが便秘になるともいわれています。赤ちゃんのつらい便秘は毎日の生活習慣やママのケア次第で解消できます。原因と対策を知って、赤ちゃんを便秘から守ってあげましょう。

赤ちゃんの便秘とは?判断基準は?

赤ちゃん 便秘

どのくらいうんちをしていなかったら便秘?

赤ちゃんは、どのくらいの期間うんちをしていなかったら便秘と判断されるのでしょうか。実は、赤ちゃんの便秘に明確な定義は存在しません。

うんちの回数は月齢によっても異なり、新生児や低月齢の赤ちゃんはうんちの回数が多く、月齢が進むにつれて、腸の機能が整ってくるとうんちの回数も減っていきます。

◇月齢別うんちの回数(目安)

新生児~生後1ヶ月1日平均5~6回
生後2~4ヶ月頃1日平均3回
生後5~6ヶ月1日平均2回
生後7ヶ月以降1日平均1~2回

ただし、一般的に1~2日ぐらいうんちが出ていなくても便秘とはいえません。例えばこれまで毎日うんちをしていたのに、急に3日に1回しか出なくなった場合は便秘の可能性が高いです。ですが、もともと2~3日間隔だった場合は便秘ではないでしょう。

うんちのリズムは赤ちゃんによって様々です。うんちが毎日出なくても、数日おきでも、スムーズにうんちが出ているようであれば心配ありません。

まずは3日出ていなければ便秘を疑いましょう。さらに5~6日以上出ない場合は、便秘の可能性が高いです。

こんな状態は便秘の可能性が高い!

加えて、赤ちゃんに次のような症状がみられる場合は便秘を疑いましょう。お腹にうんちが溜まっていたり、詰まっている可能性があります。

  • お腹を触ると張っている。ぽっこりしている
  • うんちが出ても固かったり少量しか出ない
  • 排便の際に苦しそうにする、顔が真っ赤になる
  • 排便時に肛門が切れて出血する
  • ごはんやミルクをすぐに吐いてしまう
  • ごはんやミルクを食べたがらない
  • 眠くない時でもむずがる
  • 大きな声で泣いたり、機嫌が悪い

赤ちゃんの便秘の原因とは?

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赤ちゃんが便秘になってしまう原因として、考えられることをご紹介します。

原因1.生活リズムが整っていない

食事の時間や睡眠時間といった生活リズムが整っていないと、排便リズムもつかず、便秘になりやすいです。新生児や月齢が浅いうちは難しいかもしれませんが、できるだけ規則正しい生活を送り、同じ時間帯にうんちをする習慣をつけましょう。

原因2.ストレス

赤ちゃんはママが思っている以上に敏感です。ストレスを感じていたり、ママのイライラを感じ取り不安になったり。ストレスによって腸の動きが悪くなり便秘になることがあります。

原因3.母乳・ミルク・離乳食が少ない

赤ちゃんの食事の内容は月齢によって様々ですが、その量が足りていない場合は、おしっこやうんちの回数が減り、便秘がちになってしまいます。体重の増加と併せてチェックする必要があります。

原因4.水分不足

特に離乳食期や幼児食期以降になると、大人と同じで水分が十分に足りていないと、便秘になりやすくなります。ジュースよりも、麦茶や白湯などで水分補給をするようにしましょう。

原因5.ミルクの銘柄を変えた

粉ミルクの銘柄はメーカーごとに成分が多少異なるため、いつも飲んでいたミルクの銘柄を別のものに変えると、便秘ぎみになる、反対に便秘が解消されるといったことがあります。

なお、母乳よりも粉ミルクの方が便秘になりやすいともいわれています。

原因6.体調不良

風邪などの体調不良が原因で一時的に便秘になることがあります。まずは小児科を受診し、体調不良のもととなっている病気等を治療し、便秘が解消されるか様子をみましょう。

原因7.排便時の痛み

一度便秘になり、うんちが固く肛門が切れてしまうと、赤ちゃんは痛みでうんちを我慢するようになり、便秘がさらに悪化することがあります。痛みを長引かせないために、早めに便秘を解消することが大切です。

原因8.運動不足

意外かもしれませんが、赤ちゃんも運動不足だと便秘を招くことがあります。ねんね期の赤ちゃんでも、ママがお手伝いをして、腸の動きを刺激するあんよを動かす体操やベビーマッサージでうんちを出やすくしてあげましょう。

また、体が冷えないようにと厚着をさせている人も多いはず。実は何枚も着せると赤ちゃんが体を上手に動かすことができず、お腹の力がつきにくくなります。体温を調節する機能の発達を妨げる可能性もあるため、厚着はあまりおすすめできません。

原因9.遺伝

ママ・パパが便秘ぎみの体質だと、赤ちゃんも便秘になりやすいといわれています。腸の働きや長さといった体質が遺伝するためです。遺伝は仕方ない部分なので、生活習慣を整えるなどの対策をしましょう。

赤ちゃんの便秘の対策・解消法は?

赤ちゃんのお世話をするママ

生活リズムを整える

まずは、赤ちゃんの生活リズムを整えるために、起床時間、母乳・ミルク・離乳食、お昼寝、お風呂、就寝時間をできるだけ毎日決まった時間に合わせるようにしましょう。規則正しく生活することで赤ちゃんの排便リズムも整っていきます。

母乳育児中の食事改善

母乳育児をしている間は、ママ自身がケーキなどの脂肪分の多い食事を避けるようにしてください。揚げ物や塩分の高い食事もできるだけ控えるようにしましょう。ママの食生活の乱れは母乳をドロドロにしてしまう要因といわれています。

便秘対策に効果的な栄養を摂らせる

離乳食が始まっている赤ちゃんであれば、便秘対策の食材を意識的に使うのがおすすめです。

◇食物繊維を多く含む食材

さつまいも、大豆、ごぼう、きのこ類、りんご、プルーン、キャベツ など

◇腸の動きを整える食材

ヨーグルト、オリゴ糖、バナナ、いちご など

◇うんちを柔らかくする食材

みかん、トマト、にんじん など

こまめに水分を摂らせる

離乳食が始まる前であれば、赤ちゃんがほしがれば母乳やミルクで水分補給をしても大丈夫。お風呂上がりや離乳食以降は麦茶や白湯を飲ませても構いません。

便秘中は、便秘対策におすすめの食材の中から、すりおろしたりんごジュースなどをあげてもよいですね。

赤ちゃんの足を動かす体操

赤ちゃんがまだ自力で動けない時期は、ママが足を動かしてあげる体操をしましょう。赤ちゃんを仰向けに寝かせて、両方の足首を持って前後に動かします。自転車をこいでいるようなイメージです。

この時、ももと膝でお腹を押すようにすると、腸を刺激するので、より効果的です。

寝返りやハイハイができるようになったら、できるだけ自由に遊ばせてあげましょう。適度な運動をすると便秘が解消されます。

ベビーマッサージ

◇お腹のマッサージ

赤ちゃんの便秘解消にはお腹のマッサージが効果的です。3~4本の指と手のひらを使って、「の」の字を書くようにお腹を右回りにゆっくりとさすります。ベビーオイルを使うと通りがよくなり摩擦が起きません。

◇おしりのマッサージ

お腹のほか、おしりのマッサージも便秘解消におすすめです。肛門の上付近を指で軽く押して刺激を与えると便通解消に繋がります。お腹のマッサージと同様に、親子のスキンシップにもなるので赤ちゃんも安心できますよ。

おむつかぶれの改善

おむつかぶれになっていると、排泄物の刺激でおしりに痛みを感じるため、赤ちゃんがうんちをすることにストレスを感じて、便秘を引き起こします。おむつかぶれを起こしているときは、まずはおしりのケアを徹底しましょう。

おむつかぶれの改善には、こまめなおむつ交換、おしりを清潔にすること、おしりを乾かすこと、患部を保護するクリームや市販薬を塗ると効果的です。

おしりの綿棒浣腸

上記のような方法をいろいろ試してみても便秘解消に効果がみられない場合は、綿棒浣腸をしてみましょう。

  1. 綿棒の先にベビーオイルやワセリンをつけます。
  2. 赤ちゃんを仰向けにして、両足を軽く持ち上げて、綿棒の先端の綿球が隠れるくらいまで入れます。
  3. 綿棒の先を少し下向きにするとスムーズに入ります。
  4. 綿球がすべて入ったら、肛門の内側の壁をゆっくりと円を描くように刺激を与えます。

なお、市販の浣腸薬は、小児科を受診し医師に相談してから使うようにしましょう。

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イチジク浣腸10

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便秘が解消されない場合は病院を受診して

病院で診察を受ける赤ちゃん

生活習慣の見直しや食事、綿棒浣腸などを試しても便秘が解消されない場合は、小児科を受診しましょう。便秘は長引くほど治療に時間がかかります。

小児科で浣腸してもらうと、すんなり便秘が解消された、というママの体験談も多いですよ。

赤ちゃんの便秘は早期の解消と対策が大切

赤ちゃんと遊ぶママ

赤ちゃんが便秘になると、苦しそうな姿をみるママも辛くなってしまいますよね。長引かせずに少しでも早く解消してあげられるよう、今回ご紹介した対策法を試してみてください。

また、もしもうんちに血が混じっていたり、コロコロとしたうんちばかり出たりするようであれば、一度小児科を受診しましょう。うんちを排出する時に泣いたり、吐いてしまったり、食欲がない日が続く場合も、専門家に相談してみると安心です。

状況に応じて便秘を促す内服薬や浣腸薬を処方してくれるなど、適切に対処してもらえますよ。

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